2019年2月8日金曜日

武蔵野・三鷹真冬の猛禽類ハヤブサにオオタカ! Peregrine Falcon and Northern goshawk in mid winter at Mitaka Musashino area.

 モノの本によると、三鷹という地名は江戸時代徳川幕府と御三家(紀州・尾張・水戸)の鷹場が在ったからだという。世田谷・府中・野方の三領にまたがっていたのも合わさっているとか。

 だから猛禽類が多いのかどうか知らない。まさか、今目にするタカ類が江戸の昔の鷹の子孫だとはとても思えないが、そうであればそれはそれで面白い夢のある話だ。主にこのエリアで見かける猛禽類は過去撮影出来たものだけで、オオタカ、ハイタカ、ハヤブサ、ノスリ、トビ、ツミ、モズ。

 この所、野鳥に関する色々な話がネット上を賑わしているが、地球環境のちょっとした異常で一番先に影響を受けるのが野鳥達。炭坑や鉱山の坑道へ入る際カナリヤをかごに入れて入る通り、空気成分の変化ですぐにおかしくなる野鳥は、人類の危機を知らせてくれるセンサーなのだ。

 ご参考=オランダだけで海鳥2万羽死亡のニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190207-00000016-jij_afp-sctch

 ご参考=道具を使うカラスの話
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190207-00000032-jij_afp-sctch

 ・・・・という事で、今日のブログは自宅の玄関から見上げた高圧線鉄塔に数日居ついたハヤブサと、野川自然観察園の木々の枝越しに見えるオオタカのご紹介。





このハヤブサの狩りのテリトリーはどうも野川公園の方ではなく、三鷹の住宅街の公園や大邸宅農家の庭などに居るヒヨドリや小鳥系の様だ。何故か方角的に三鷹市の中心部へ飛んで行く。井の頭公園の方まで行くのかもしれない。



ここのオオタカは街の方ではなく、府中方向へいつも飛んで行くのだが、以前井口の住宅街の大きな家の樹に集まっていたオナガの中から一羽を捕えて筆者の頭上4mを抜けて行った事がある。この個体かどうかは判らないが・・・。