低灌木や畑の杭から地上のバッタやオケラなどを狙って舞い降りて採餌することが一番多く見られる生態だろう。しかし、観察をするともっと小さな羽虫を器用にフライングキャッチする生態も判ってきた。
これは全国的な物なのか、羽虫が異常に多い球磨川流域の独特のモノなのか今後調べてみたいと思う。何故ならば、球磨川流域ではスズメもハエや羽虫をフライングキャッチするのだ。セキレイ系はもちろんの事、ジョウビタキやノビタキ、ヒバリ同様スズメもモズも羽虫をフライングキャッチする。
全国的にもそうなのか?あまり他のエリアでは見たことがない・・・というより、モズのそういった採餌に注目する野鳥写真愛好家は居ないのだろう。
今日は、まずモズの現在の球磨川流域での様子をレポート!
首をかしげて空飛ぶ羽虫を追っている。
長距離飛翔の場合は結構スピードも速い。
一旦下降気味に加速するのが特徴だ。
しかし羽虫を狙ってフライングキャッチの場合は少し違う。
体をよじって、上昇飛行に入るが決してスピードは速くない。
今は繁殖時期のはじめ頃、仲睦まじいモズのつがい。
エサちょーだいと言い寄るメスのモズ。まるで人間と同じ!