2017年10月1日日曜日

この時期霞ケ浦周辺のヒバリは元気だった。 Skylark moves active at lake Kasumigaura.

 ヒバリと言えば、春先上空で囀りながらホバリングしている姿が頭に浮かぶだろうと思う。数日前のウグイスではないが、春先の目立つ姿と比べ現在の状況はどうなっているだろう?

 今日霞ヶ浦でその実態を観察してきたので即レポートしてみたい。

 上空でホバリングしながら羽虫類をフライングキャッチしていたヒバリは、地上で木の実や草の実を食べていた。なおかつペアになる相手を奪い合っているのか、あちこちで空中チェイスや闘いが行われているようだ。

 霞ケ浦周回の堤防道路は、バス釣りファンで休日にはたくさんの人が出ている。それでもその周回道路上に隙を見てはチョコチョコ出て来て地上の餌をついばんでいるのがヒバリだった。

 早朝7時の霞ケ浦で、文字通り霧とも霞とも思える白い靄の中、二羽のヒバリが蚊柱のようにもつれあいながら上下していた。多くの野鳥がこれを行うが、セキレイ系、ビンズイ系と同じくらいヒバリも激しかった。
周りを警戒するものの車から離れなければ逃げ去る事は無い。


地上の草の実などを採餌していた。フライングキャッチで羽虫を獲るのは繁殖期の雛用の餌なのだろう。カラ系の野鳥と一緒だ。

道路ッ端に居るヒバリも車や自転車が近づくと飛び立って逃げる。

車が通過して行ったら、何処にいたのと思う程数羽が同時に飛び立った。

こちらは鋭い朝陽の中で争う二羽のヒバリ。理由は訊かなかった。

他の野鳥たちの争いと一緒。

上に成り、下に成り、超逆光の中で良くぞ撮れたと思う。