2017年6月19日月曜日

ブッポウソウのフライングキャッチを撮る! Photographing of Dollarbird's flying catch baits.

 2017年6月現在、国内で繁殖中のブッポウソウは育雛中と思われるが、そろそろ頻繁に採餌・給餌シーンが観られると思う。餌になる昆虫もそろそろ蝉が飛び交う頃で、アブラゼミやクマゼミはまだだがニイニイゼミやハルゼミが主な餌となっているようだ。

 今日の採餌シーンは此処3年間の空中採餌で巣に餌を運ぶ途中のカット。空中で昆虫を採餌する一部始終はまた別の機会にして、獲った昆虫が何であるか想像するだけでも観察撮影の意味がある。

 飛行中の画像撮影は距離50~80mが殆どだが、順光で障害物が少ない場所だったので撮影そのものはそう難しくなかった。






7月の終わりころには幼鳥も大きくなって、夕方日没直前にはファミリー群で採餌を行うのでこういうシーンが観られる。南へ去っていく準備。

こうなると下から見上げる画像しか撮れない。

オレンジゾーンがブッポウソウの繁殖エリア、グリーンが冬季滞在エリア。とにかく暑い場所が好きな野鳥だという事が良く判る。
出典:Author: Ulrich Prokop (Scops) Drawn after C. Hillary Fry and Kathie Fry: Kingfishers, Bee-Eaters & Rollers.Princeton University Press, Princeton, New Jersey 1999. p 104. ISBN 0-691-04879-7