他の野鳥たちと違って、猛禽類は真昼でも採餌行動に出る事が多い。観察した限りでは、早朝より日中お昼前後が多かったように思うが、地域によって異なるのだろうか?
今回のオオタカは西陽がキツイ夕方日没前の球磨川本流だった。コガモの30羽程度の群れや、カワウが居る水域の真上の樹に留まっていた。既に日陰になっている場所だったので逆にオオタカの胸の白さが強調され対岸土手を走る車の中から目視出来た。距離は200m以上は在ったろうか。
広い草原のような河原を本流までゆっくり大きく蛇行して歩き、樹上のオオタカは無視して、まずはコガモやカワウを観察。おもむろにファインダイーにオオタカを入れてしばらくは観察。10分ほど身繕いや寄生虫が痒いのかあちこち掻いていたが、おもむろに川上方向へ飛び去った。
ハイタカに比べてオオタカは数が少ないかもしれないが、単に筆者が遭遇していないだけかもしれない。