2017年2月13日月曜日

団塊世代が気に成る最近のメディア・マスコミ! The media by which the baby-boom generations are worrisome these days!

 新たな写真小冊子の画像選びなどがひと段落したので数日振りにテレビのスイッチをひねったが、驚いた事が有った。たまたま最初に出てきたのがいわゆるモーニングショウの類なのだが、放送のネタが次から次へとネットから得たものだった。キャスターがラップトップパソコンをスタジオのカウンターの上に置いて検索するような振りをして、「こんな事が有りました!」って、さも自分の番組で得たニュースの様に紹介する。ネットで得た情報だから裏取りなどする訳もない、キャスターがコメントで最後に「本当でしょうか?」など言えば済むと思っているようだが・・・。数年後のTVは一体どうなっているだろう?
ワイドショウの例 Google画像より
これって何処か違和感を感じざるを得ない。既存メディアが自分の足で情報を探して歩きまわり、他に先駆けてニュースを報じるという基本パターンは何処へ行ってしまったのだ?もう既存メディアは完全にネット情報に頼り切っているという事?負けたって事?
Google画像より
って事は、既存メディアの記者たちは街中を動き回るのではなく、終日パソコンの前でネット検索・ネットサーフィンしてるって事か?
 中東で無人ドローンから敵を攻撃している戦いは、実はワシントンやその他の冷暖房完備の頑丈な基地でTシャツサンダルを履いたゲームオタクが操作しているらしいが、それと一緒って事?

 そのうち、戦争はAIロボット同士の戦いに成るらしいけれど、これって立体的なリアルなネットゲームって事だろうか?そうなると今までのモノを破壊する通常爆弾ではなく、ネバネバした半液体みたいなものを空から撒いてAIロボットが動かなくしてしまうような爆弾が出来たりするのだろうか?もしくは塩水を撒いて接合部を錆びさせてしまうとか・・・そうなるならもう、漫画の世界だ。

 このAI化に関してもそうだ。コンピュータにプロ棋士が戦いを挑んで勝てるか否かなど巷では一喜一憂しているようだが、相手は数名で造り上げた集積回路だろ?情報の蓄積、経験値の蓄積が専門の機械だ。集まった情報と経験値は絶対に消えることは無い。一方の人間は「忘却」という時には非常に便利な機能を有する生き物だ。勝負になる訳が無かろう。これに勝つには簡単だ、相手のコンセントを抜けばよいだけ。

 また、自動運転のAIカーが出来るとも聞く。これに関してはぶつかった時だれが責任を取るのだ?どちらが悪いと誰が証明するのだ?交通警察はそういう事態に対応できるのか?…など色々意見も出ているようだが、私はもっと先の心配をしている。

30年前に観たブルース・ウイリス主演の映画に出てきたような車だ。

Ai運転の車は勿論法定速度で走るのだろうな?臨機応変にその場の空気を読んで適度に法定速度を超えて走るとなるとその限界はどうなる?全てのAiカーが法定速度で走るような事が起きたら、都会は大渋滞だ。

 人間は厭らしい生き物だ。特に若い時には無意識に人に意地悪をしたり嫌がらせをしたりする。ましてや合流地点で東京の様に順序良く譲り合わない関西や名古屋のような場所でAiカーは旨く合流できるのだろうか?
 更には、Aiカーだと判った途端に急な横入りや、ウインカーを出さずに車線変更する田舎者と並走した場合、Aiカーと判って「面白いから」と、からかいや嫌がらせをする輩にどう対処できるのだろう?安全対策だけではなく、厭らしい人間の運転する車の流れにAiカーがどのように対応するか早く見てみたい。もしそれまで生きていられればの話だが・・・。