最初から野鳥撮影が目的ではないので、野鳥用のカメラは持参しなかったのが逆に気が楽で良かったのだろうか、筆者の周りに周期的に現れてくれた。距離3mの樹上の小群の真下に行っても逃げなかった。
アトリ。オスとメスの色目が多少違う、割に茶系でカラフルな野鳥だ。ニュウナイスズメと♂♀の雰囲気差異に似ていると評してお判りだろうか?ジョウビタキやオオルリ、ルリビタキ程は違わないが一目でメスとオスの差異が判るのだ。
公園で車椅子のご老人が一生懸命小さな双眼鏡で観察されていた。「随分変わったスズメねぇ?」と一緒の方に声を掛けられていたので、「アトリと言う名の野鳥です。」とお教えしたら、「アッ鳥?」と返されたので冗談かと思ったら、眼は笑っていなかった。
木の冬芽や残った木の実を食べていた様だ。
右の頭色、夏色の残る黒っぽいのがオスだろうか?
左が夏羽の名残で頭が少し黒いのでオス、右がメスと思われる。
真下を通過しても逃げない。頭上2m程か?