2016年2月22日月曜日

球磨川で春を告げるウグイス! The wild bird Japanese bush warbler of Kuma-river which tells spring!

 球磨川には数多くの野鳥が生息している。今回は2月18日のウグイス!球磨川を見下ろす土手沿いの道に停めた車の窓から目の前の木の茂みに何やらうごめく野鳥が・・・ウグイスだった。

 なかなか繁殖期以外は陽の当たる場所に出て全身を見せてくれない藪系の野鳥の代表ウグイス。ムシクイ系だが身近に居て身近に撮れないカメラマン泣かせの代表。

 今回も想像通り全身を綺麗に撮れた画像は1枚もない。各カットの残像をご自分の頭の中で合成して一羽のウグイスにしていただくしかない。
 何度も申し上げるが、普通の方々がウグイスだと思っている梅の花をつついているウグイス色(実はこれも勘違いなのだが)野鳥はメジロなのだ。

 基本的にウグイスは東アジアの野鳥。ハワイにもいるがあれは日本人が持ち込んだもの。それが証拠に英名はJapanese Nightingale もしくは Japanese bush warbler だ。






ちなみに球磨川流域、特に人吉界隈ではウグイスは年中ホーホケキョと啼く声を聴く事がある。生息している全部とは言わないが、ヤマセミを通年で観察していてこれは間違いなく啼いているのを確認している。一方で普通のツバメが越冬していることも周知の事実だ。人吉の方に訊いてみるが良い。温泉の湯気なのか地熱なのか街中の橋の下で並んで夜を過ごす姿を幾度か見た。

そういう意味からしても、人吉市という所は野鳥に関しても稀有な存在だと思っている。