2023年10月28日土曜日

団塊世代は詳しく知りもせずハロウィン騒ぎの渋谷を論ずるTVコメンテーターを憂える。The baby boomer generation is concerned about TV commentators who discuss Shibuya's Halloween commotion without knowing the details.

  渋谷のスクランブル交差点のハロウィン対策が大々的に報じられている。ハチ公はフェンスで囲まれ立ち寄れず、路上飲み禁止の条例が施行され取り締まりが始まったようだ。

https://www.youtube.com/watch?v=mviEqKoxHjs 

 しかし、LGBTQの問題や、女性議員が少ないだの世界に比べて男女格差是正が遅れているだの、世界ランクで日本の位置が低いだの声高に論ずる知識人どもは公共の場で平気で街飲みを出来る日本の異常さを咎めようとしない。メディアもその部分に原因があることを今まで言わなかった。

 何故か?それはそういう知識人の多く、メディアの担当者が酒飲みで酔っ払いだからに相違ない。メディアのスポンサーに酒類部門が多いからと言うのも間違いない。

 自分に都合の良い事だけ声高に論じ、他を非難するクセに、酒が入ると別人28号になってしまうからだではないのか?日本人の4~5人に一人は酒を受け付けない体質だ。しかし過去日本においては75%を占めるマジョリティーの酒飲みは「酒飲みの常識」で日本の文化風俗を押し切ってきた。

 渋谷のハロウィーン騒ぎの一端はそういった酒飲みたちに責任があるのは間違いない。しかしメディアはそれを言わない。自分でも飲むしスポンサーが酒屋だからだ。

 ここに4年前のハロウィン騒ぎの際の東洋経済の記事がある。商店会長の言葉に「あんなのマイナス経済効果」と言っているが、何を今さらと言う気がする

 オーバーツーリズムで国内外の観光客が増えすぎて、地元民が生活できないと嘆いているのと同じだ。利益だけ期待して、手間やお金の掛かる弊害対策を自分たちでやらなかっただけではないのか?

https://toyokeizai.net/articles/-/310227 

 すでにコロナ前から何か(サッカーで日本が勝ったりすると)あると渋谷に集合!がスマホで広がり付和雷同型の若者・不良外人が集まるのはメディアも知っていたはずだ。そのメディアが「どうでしょう今回の渋谷は?」とか言って中継を入れたり、レポーターが現場から情報を送るものだから、馬鹿どもが映りたい!、目立ちたい!、の一心で渋谷を目指すのは過去の街頭インタビューでハッキリしている。

  そうして何か事が起きると「大変な状況です!」と報ずる。もう完全なマッチポンプだろ?自分で火をつけて「大変です火事です!」と騒ぐ火付け犯と日本のTVメディアは何ら変わらない。

 この分では酒に酔ってのケンカ死、もしくは実際渋谷で隣国の痛ましい事故同様、将棋倒しで圧死人でも出ない限り、集まる馬鹿どもは認識を変えないだろう。

 猫も杓子も渋谷を目指すのは、行くとどうなる?行って自分が出遭うリスクを予測できない近郊の若者(昔なら田舎者)が多いからだろうと思う。これは道徳・倫理、一般常識をきちんと教えない親と学校の教育が悪い。

 今回どうなるか、色々な観点から注視してみたいと思う。