昨日、2月18日付けのこのブログでご紹介した通り、筆者は今年の年明けみぞおちの辺りの不快感・違和感・膨満感で苦労し、内科医・胃の内視鏡など考えられる色々な検査・検診を行ったものの、原因が判らなかった。みぞおちの違和感は少しも治らず改善しないので、自分でネット検索をしてみたら「柿胃石」だという事が判明。書いてある処方通りコカ・コーラを呑んで柿胃石を溶かし快方に向かっている。
これで思った!
あれだけ大病院の内科医に調べてもらい原因を訊いても何の反応も成果もなく、医学的数値では問題が無いのに、みぞおちの違和感は続いた。同時に半日ドックで検診、胃の内視鏡検査を行っても問題ない。まるで「気のせいじゃないですか?」と言わんばかりの診断結果説明だった。
それが、素人の筆者がネットをググって自分の症状をインプットしたら「柿胃石」がヒットしたという驚きの結果に、日本の医療というものを調べてみることにした。
筆者の祖父はかっての陸軍第三病院(相模原)院長を務めた吉植精一。親類に医者が3人もいた医者と教育者の家系の一人だ。医学の大切さ、厳しさは生まれた頃から刷り込まれている。
昭和27年4歳の時には「自家中毒」でほぼ絶望的だったところ、祖父吉植精一の関係で米軍医療隊が届けてくれた当時最新の抗生物質ペニシリンのおかげで一命をとりとめた体験者だ。
その筆者が、頼りにしている日本の医療事情を疑い、調べた結果三冊の面白い、というより非常に重大な事を書いている本を入手。一気に読んでみた。今日はその結果をご紹介してみようと思う。
親類の医者たちには小さい時からいろいろ教わってきていた。
① 薬は本来体には毒。病気そのものは薬では治らない、症状が軽くなるだけ。
② 高齢者が寝たきりになるのは足腰が弱いから、若い頃からの筋力強化が必須。
③ 太陽と共に生きるように体には体内時計がある。規則正しい生活が健康の元。
④ 人間一生に起きていられる時間は限られている。夜寝ないと早く寿命が尽きる。
⑤ 自分の体の状態は自分が一番よく知っていなければいけない。
⑥ 体が不調であれば、とにかく犬のように寝て治すことが大事。
⑦ 医学的基準数値は守る必要はない、体質差・個人差ははるかに大きい。
…以上は、筆者が小学生の頃から信じてきた医学七か条だ。
で、今回本屋や図書館でチラ見して選んで、Amazonで買ったのがこの三冊だった。
いずれも、スカスカの内容で数時間で読めてしまう内容量だった。気に成る所には付箋をしてこのブログの資料とした。
筆者の知り合いにも健診、昔は「成人病検査・1996年以降は生活習慣病検査」は受けないという大正解の者が居る。これ以降筆者もよく考えて高齢者保険証を使用したいと思った。
まず一番左の「病気の9割は歩くだけで治る!」というのは筆者の実体験から来るものにぴったり合っているので、更に確信を持つために読んでみた。
筆者は2021年11月から1日平均1万歩(=1か月31万歩以上)を今まで14か月以上継続している。「いくら体育会系でも歩き過ぎだよ!体に悪いよ!」という友の諭しを聞き流しながら続けているし、今後も続ける所存。
熊本県八代市で過ごした小中学校時、片道5㎞の通学路を通ってくるクラスメートを見ながら子供の足で往復10㎞=1万7千歩を毎日歩くことの凄さを見ていたのだが、江戸時代の日本人は公共交通機関が無いため1日平均4万歩程度は歩くのが普通だった、だから今のような寝たきりの老後はあまり無かったと聞くに及び納得をした。
糖尿病にしろ他の病も「歩くこと=体を動かし肉体疲労を生むこと」が病に成らない基本条件だというのは全く同感だった。
次に、「やってはいけない健康診断」も目からウロコ状態に幾度もなってしまった。