2022年6月29日水曜日

上野不忍池定点観察 灼熱の猛暑日昼下がりの佇まい。 The Ueno Shinobazunoike fixed point observation: The appearance of the afternoon on a super hot day.

  記録的な速さで明けてしまった今年の梅雨。動植物にもいろいろな変化がみられて面白い。植物では「一番てっぺんの花が咲くと梅雨が明ける」と昔から言われてきたタチアオイ(=立葵)。梅雨明けした昨日、不忍池で観たタチアオイは途中の蕾を差し置いて、いきなりてっぺんの花が咲いていた。

途中の蕾を置いてきぼりにして、てっぺんが咲いている!

こちらもほぼてっぺんが・・。

三鷹でも同じような状況。

 これってタチアオイが自分の名誉のために途中を端折って慌てててっぺんを咲かせたんじゃないだろうかと思ってしまった。これは不忍池に限らず地元三鷹のタチアオイも同じ状況だ。これって何か理由が在るのだろう?調べてみよう。良くサプリの広告で「シジミって昔から体に良いって言うじゃない?」のいい加減な類よりは何かきちんとした理由があるような気がする。

 で、昨日の昼過ぎ12時を回った真昼間、しばらく歩くとクラクラしたが頑張って池を一周した。蓮の花はやはり朝方に来なければ開かないのだろう。まだチラホラしか咲いていない。蕾は多いので1か月後が楽しみ。

体調の悪い時に行ってはいけない灼熱の昼下がり。


 そんな中、野鳥はすっかり蓮の葉で覆われた池全体のどこかでカイツブリの声が聴こえるだけで、姿が見えたのはスズメ、カワウ、カワラバト以外ではコサギとアオサギだけだった。

 コサギはもの凄いスピードで小魚を採餌していた。大きなコイが群がる新鮮な水が沸き入る場所で小魚の群れを「食い放題」状態で採餌していた。観ていたら1分間に3回も採餌に成功する程の密度だった。

 アオサギは動物園側の建物の屋根の上で翼を広げて太陽にさらし寄生虫を追い出しにかかっていた。




ヌルヌルのの変なものを咥えたが、すぐに放してしまった。何だったのだろう?

その後も採餌を続けるコサギ。

トタン屋根の上は熱いだろうに?

傍によって撮ったが、同じように口を開けてカラうがいの様にガラガラやっていた。

不忍池を一周してJR上野駅公園口へ向かう途中、命の危険を感じて茶屋で休むことに。

超暑い日の必需品、氷イチゴ!¥380也、今時お安い!上野公園のレトロ茶屋お勧め。