2008年に来始めた頃から霧ケ峰にはカケスが多いと思っていた。東京都心に多いオナガや佐賀のカササギ、ヨーロッパ、オーストラリアの「マグパイ=白黒斑模様のカラス」と同族のカケス。
意外にカラフルで目立つ容姿をしているが、実は相当に警戒心が強い。筆者は全国で遭遇・撮影しているが、高原を数羽で飛ぶカケスはなかなか良いものだ。カケスを見晴らしの良い場所で観られる所はあまり無い。その意味でも霧ケ峰の八島湿原は貴重な場所かもしれない。
過去この八島湿原では秋に大きなどんぐり、もしくはクルミの実を咥えて飛ぶカケスを撮影出来ている。いずれも湿原内の木道から。
今日の画像はカッコウを観察している途中で、逆光の中針葉樹林の樹に留まった見かけない中型の野鳥だ!と見上げて撮影し、戻って確認したらカケスだった。
最初は種類が全く判らないままシャッターを押していた。
真冬のカケス
秋のカケス、この高原でカケスは留鳥のようだ。