2021年8月23日月曜日

団塊世代は身近の夏をしっかりと撮っておきたいと思います。The baby boomer generation wants to keep and a good picture of the familiar summer.

  横浜市長選挙、終盤の予想通り元横浜市大教授山中氏が当選した。菅総理は勝手秘書を務めた小此木彦三郎氏の息子を己の徳の無さ、国民からその失政を嫌われた結果の不支持率を持ったまま後押し・応援してしまい「瞬殺で落選させる」という、これ以上ない不義理をし、恩を仇で返してしまった。

 筆者は1973年までの横浜の大学在籍中、クラブ仲間と幾度か小此木彦三郎氏の所でバイトをさせてもらっていた。今回選挙終盤、自分には投票権が無いので、この際の仲間に状況を訊きつつ連絡して昔のよしみで応援したら?と連絡はしたものの時既に遅かった。

 コロナ禍の今、何が起こるか判らない。

 昨年からの長いコロナ禍の間、国民の大反対を無視してオリンピックを強引に開催し、感染拡大への対処として緊急事態宣言を出す事とワクチン投与の段取りしかしないで、国民の不安を最高潮にまで盛り上げてしまった反発・怒りを今回集中的に買ってしまったのだろう。

 小此木八郎氏は悪くない、ある意味菅総理に騙されたのではなかろうか?菅総理が負けたのだ。

 これで自民党に自浄作用が起こり、トップを交代させなかったりしたら雪崩現象が起きるのではないだろうか?誰が交代しても党として相当なダメージは免れまい?だけどはっきりとしたプランBが存在しないのが現在の我が国の泣き所だろうと思う次第。

 あまりに衝撃的な選挙結果だったので、今週の出だしに少し書かざるを得なかったことをお許し願いたい。


 今日のこのブログは、この夏の風物詩をまとめてみた。

 夏と言えばセミの鳴き声に蚊取り線香の匂いや刺された時のアンモニアの匂い。簾越しに見える浴衣姿に風鈴の涼しげな音、スイカの歯触りとみずみずしい甘さ。夜遠くで聴こえる花火大会の音。

 昭和時代にある程度定着した「夏の佇まい」、今は大きく変わってしまった。アルミサッシに成ってしまった家の造りや、自粛閉じこもり推奨、イベント催事中止など新型コロナ禍の影響で、上記の「夏の佇まい」は去年~今年と二年連続でほとんど感じることが出来ない。

 それならばと、近所の野川沿いの佇まいをコンデジやデジタル一眼で撮りためたものをご紹介してみたい。三鷹の野川沿いや都心の緑地帯での画像が主なもの。

 まずはセミ!

ミンミンゼミは関東のセミの王様。今年はお盆を過ぎても大盛況だ。

ツクツクホウシは夏の終わりを告げるセミだが、今年はまだ少ない。2000年頃まで毎夏葉山にウインドサーフィン通いをしていた頃、8月10日くらいから既にツクツクホウシの鳴き声で海辺が覆われていたのと比べると、随分季節の移ろいが変わったような気がする。

アブラゼミは一番うるさい!ジリジリ鳴く。三鷹では緑地帯が多いのでセミは夜通し鳴き続ける。都心の光が空の雲に反射して夜どうし明るいのだ。カラスも夜中に飛びまくる。

 昨日、上野公園でクマゼミが鳴いていた。東京郊外では宅地拡張に合わせて根っこにクマゼミの幼虫を入れたままの植栽が植えられ北上したクマゼミが増えたという話もあるが、上野公園付近にそういう植栽は入ってこない。温暖化で北上というが、全てのセミが地上に出て来て生きている間に一斉に全力で北を目指しても、樹から樹へ移りながらだからせいぜい一匹5㎞移動できるか否かだろう?500㎞北上するのに100年は掛かる計算だ。何故だろう?台風の時に風に乗ってきてしまうのかもしれない。

 昭和30年までの小学生時代、クマゼミは九州で聴くくらいだった。こうして生きている間に上野公園で聴くとは夢にも思わなかった。

 次にトンボ!
まずは小さい頃男の子に大人気のギンヤンマのオス。

赤いショウジョウトンボに下オオシオカラトンボ。

上が普通一般的なシオカラトンボとムギワラトンボの連結、下がギンヤンマのオス。

東京に意外と多いオオヤマトンボ

一見オニヤンマに似ているがオオヤマトンボ、トンボの宝石とも言われている。

オナガサナエトンボ、武蔵野の野川に多い。

オオシオカラトンボ ♂

オオシオカラトンボ ♀

今日はトンボまで・・。次回はそれ以外の「動くモノ」特集。