2021年8月14日土曜日

団塊世代の週末世相愚痴こぼし コロナ過とスポーツ。 Baby boomer weekend social complaining spills Corona over and Sports.

  TOKYO2020がやっと終わって、もう新聞を開いてもスポーツ情報は暫く観たくないと思うここ数日だが、MLBの大谷選手の38号ホームランやライバル、レゲエおじさんのようなゲレーロとの緊張感あるライバル対抗にだけは妙に清々しい感じで接せられるのは何故だろう?

 そこにはぼったくり男爵=IOCのバッハやコーツ、それにIOCに魂を売った菅首相や丸川、小池など我が国の為政者、事務局の上から目線オヤジ武藤事務局長、それにブラック企業電通などの姿が無いからだろうか?

 一方でわが母校、横浜国立大学のサッカー部後輩・平田竹男がみみっちい不祥事でメディアの攻撃を受け辞めた。大学2年まででサッカーをやめたという事はレギュラーには成れなかったことを意味する。公式戦には一度も出られなかっただろうが、それでもJリーグや早稲田のスポーツ学部で要職に就けるのだから日本のスポーツ界の基盤なんてこんなものだ。

年代が違うので深い付き合いはないが・・。

 スポーツの世界のオリンピックや世界選手権などで金メダルを獲れたから、スポーツビジネスやスポーツ団体組織運営、あるいは世界レベルの国際競技会運営のトップで活躍できるとはならない。女子柔道の谷亮子、女子マラソンの高橋尚子、野口みずき、体操の小野喬、その他日本中が興奮して喜んだトップアスリートでスポーツ界の為政者に成って皆から認められた人物は水泳の鈴木大地君くらいしかいまい?

 ロス・オリンピックで金メダルを譲ってもらった山下泰弘などはJOC会長では誰もが無能のお飾りだと知ってしまっている。サッカー界を見るが良い。あの東京やメキシコ五輪で活躍した釜本氏より、居たか居なかったかほとんどが知らない川淵三郎氏の方がスポーツ界では幅を利かしていた(あくまで過去形)、それも非常に稀有な存在として・・・。

  我が後輩、平田竹男も川淵三郎コースを狙ったのだろうけれど、官僚経験が身を滅ぼした様だ。官僚経験者の殆んどは一般国民とは常識と価値観が違う。「俺は日本を背負っているんだ」という自負心が異なった価値観と常識を持つようになってしまうのだろうと察する。

 8月10日の東洋経済ネット記事にこういうのが在った。(※一部抜粋)

8月10日付の東洋経済オンライン。

 『政治家と官僚の「無謬性の神話」(間違えてはいけない=間違えない、間違いを認めなければ間違いにならない、という発想)の弊害がこれだけあらわになっているのに、やったことの検証システムがない。「学習しない組織」。

 霞が関の官庁街で昼夜働くとこうなってしまうのだろう事は想像に難くない。蛇のように様子を覗うメディア、特に文春砲などがその隙を衝いてスキャンダルに仕上げて大向こうの喝さいを浴びているのは江戸時代の江戸とあまり変わらないのではないだろうかとも思っている。

 一方で、TOKYO2020に精力を使い果たしてしまったのだろうか?菅内閣と小池都庁。急激に拡大するコロナ感染者数をみて「もう手に負えない、制御不能」だとか言っているが、とんでもない為政者たちだ。ましてや医師会の医者たちまで同じような事を言い出しているのは許せない。ベッド数が不足することは予測できただろう?医療従事者が不足する事も予測できたろう?

 医者と政治家の両方が先の展望を甘く見ていたのか?国民がこれだけ先を見てワクチンを打ったり各自努力しているのに・・。

 まさか、緊急事態宣言を発する事がコロナ対策だと思っているのではないだろうな?

 それって、実際燃え盛る火事の現場で「緊急特別消火対策」のお触れの高札を立てて「防火に努めている、文句あるか?」と言っているのと同じだろう?実際に何処をどうして誰が何をすべきかの具体的な指示・行動をしないでどうする?

 感染症に関しては完全に素人の政治家たちが、口そろえて幾度も危機感を唱える専門家の言う事を聞かずに、IOC・電通などスポーツ興行ビジネス屋に魂を売ってコロナ過を甘く見て、準備を怠ったザマが今の状態だろう?

 次の選挙では絶対に今の為政者を国政に送り出してはなるまい。