2020年4月12日日曜日

タヒバリのフライングキャッチは観ていて飽きない。 Observing the flying catch of the Water Pipit, I never get tired.

 昨日はこのブログで盛り場へ客が来ないので売り上げさっぱりの飲み屋などへの「感染拡大防止協力金」を貰えるよう窮状を訴える経営者たちを、やたら取り上げ報道するTVメディアへ苦言を呈したが、彼らはその一時金をもらって、其の後どうするのだろう。経営を続けるのだろうか?50万円、100万円の一時金でいったいいつまで食い繋げると思っているのだろう?

 新型コロナウイルス禍は秋~冬まで続いた場合(多分そうなると思われる)どうするのだろう、「金がなくなったから追加金をくれ!」とでも言うのだろうか?

 昨日も書いたがこれは戦争と同じなのだ、本来国民全員が祖国のために立ち上がる時なのだ。三次産業の飲み屋が商売にならなかったら、この非常時に人が足りなくて困っている1次産業、二次産業の業種に加勢すれば良いのではないのか?

 高齢者だらけで、なおかつ海外からの研修生(実質労力)たちが自国へ引き揚げてしまい、労力が非常に不足している農業・林業・漁業へ、あるいは人々が外出しなくなりネット注文がもの凄い勢いで増えた物流関連、更には病院・介護施設の人不足、いくらでも働き口はあるだろう?

 経産官僚上がりの西村大臣の頭の中にはこういうアイディアは無いのだろうか?彼は官僚時代いったい何をしていたのだろう?小池都知事の邪魔や意地悪をしている暇があったら、もっと実務上前へ進む施策を実施してほしい所だが如何だろう?

 新型コロナウイルスに関しても、色々足を引っ張られながら頑張って判りやすく説明を続けているあの岡田晴恵博士のような説明を国や都は行ってきただろうか?彼女のおかげで随分国民・都民は新型コロナウイルスに関して理解を深めたと思う。その彼女を「コロナの女王」と称した週間文春はあまりに無礼で酷い、品のないメディアだと思う。

 いつもはタレントの裸を掲載して売れている週刊ポストでさえ、こういう役に立つ特集を組んでいる。いったい国や都はこういう一覧表を判りやすく出しているだろうか?これに比べ、先の週刊文集などはすでにポスト以下の三流週刊誌になってしまったようだ。

週刊ポスト最新号広告より

 あのテレビ朝日・平日夜10時から毎日放送している「報道ステーション」のメインキャスター富川悠太アナウンサーが感染した。あれだけ司会者同士離れて報道しているのに、打ち合わせその他でどっかから感染したのだろう。彼はわが母校横浜国大の同じ教育学部卒の後輩で、体育専攻だ。早い回復を祈っている。

 で、日曜日の野鳥ブログは、タヒバリ! 

 セキレイ科の野鳥でタヒバリというのとビンズイというのがいる。双方非常によく似ていて、野鳥のサイトなどではその見分け方などが写真付きでよく出ている。

 タヒバリは渡り鳥としての冬鳥で、ビンズイは標鳥としての夏鳥が一般的だが3~4月などは双方を同じ場所で同時に観察出来たりもする。今回暖かい3月の人吉盆地ではまさにこの端境期で、双方同時に見られる時期だった。

 場所は球磨川本流の河原。河原まで車を乗り入れられる場所で、陸の堤防の方を向いた車の中からの観察だった。土手の人工堤防の斜面に陣取り、盛んに羽虫をフライングキャッチしていた。

 タヒバリは冬鳥なので夏に成れば繁殖地の大陸東部やサハリンへ戻っていくと思われるのだが、球磨川土手に冬季沢山いる連中の中にはずーっと人吉盆地にいるのかもしれないという動きも見えた。

 モズやヒヨドリ、ジョウビタキほどの長い距離をフライングして羽虫類を採餌する訳ではなく、意外に短い距離を飛ぶ生態の様だ。土手の中段から前を横切る羽虫に挑みかかっているようだが、時々目標を外してドジる様子も見て取れる。
左下の羽虫を追うタヒバリ。

左下の餌を目指して急降下。

身近なところで餌を調達する癖があるようだ。

目標を定めたは良いが・・。

なんだか目指す羽虫とは違う方向を向いているが見えているのだろうか?

画面、上の際にいる羽虫が目標。

どんどん上昇する羽虫を追う。

やっと追いついて採餌の瞬間!

しかし、こいつは巣の材料を運んでいるようにも見えるのだが・・・。