2020年4月17日金曜日

団塊世代は政府の緊急経済施策に大いなる疑問を感じた。 Baby boom generation wondering about an economic measure by the government.

 右往左往の新型コロナウイルスに対する政府の経済施策で、条件付き30万円給付(国民の2割に相当)が条件なし一律10万円給付(全員)に成ったりしているが、もうメチャクチャだ。このあたり政治家と一般国民のモノの考え方が随分違うと思った。

 困っている人へ効率良くお金を給付するのが本来政府の役目だろうが、給付相手の条件確認作業(役人側)、申請してから受け取るまでの作業(もらう側)が時間かかって大変であるという事で一律になったのだろうとは思うが、政府・内閣のプランナーはどうして先を読んでモノを決めないのだろうかと呆れている。

 5月末~6月中に一律10万円を配るという政府だが、昨日出された全国への緊急事態宣言の一応の期限が5月6日だというのだから、一体何の意味があるのだろうと首をかしげざるを得ない。これは経済対策でもなんでもなく泣く子に飴玉を上げて一時的に黙らせるのと何ら変わらないような気がする。年収1千万円以上ある人に突然10万円上げてどうする?

 やせ我慢ではないが、すでに年金生活に入っている団塊爺の筆者も今さら突然10万円もらってもほとんど喜びも変化もない。それなら日々徹夜で頑張っている医療従事者へ給付してあげてほしい、あるいは足りない病床やアビガンやマスク、防護服製造費に使ってほしい。

 海外からの情報がリアルタイムで入ってくるネット時代、細かい問題点やトラブルもあろうが各国政府・リーダーのやること成すこと、コメントを知るにつけ、我が国の為政者たちのあまりの情けなさ、無能さにだんだん腹が立ってくる気がする。これは筆者だけだろうか?

 もう大方、この新型コロナウイルス禍はかってのスペイン風邪同様まで、1波、2波、3波までピークが来ると判っているので、スッタモンダのすえやっと来年に延期した2020TOKYOオリンピックなど開催出来る訳は無いと誰もが思っている。というより開催国日本の国民は既に期待も興味も無くなってしまったのが正直な所だろう。商店街にぶら下がって風に揺れているオリンピックフラッグが物悲しい。

 明日からの週末ブログで、今まで筆者が考えてまとめた今回の新型コロナウイルスに関する素人的見解をアップしたいと思っている。


 と、いう事で、今日の野鳥は3月撮影球磨川の峡谷部におけるオシドリの小群。

新宿御苑で茂みの奥にうごめくオシドリを苦労して観察するのに比べれば雲泥の差。

狭い県道ですれ違った車が閉めたドアの音で一斉に川上へ飛び立った。

カラフルなオシドリもバックの岩にとけ込んでしまう。

ほとんどカップリングが終わっていると見え、つがいらしき2羽で行動するようだ。

居なくなったから戻ろうと思ったら、一気にまた戻ってきた。

こうして球磨川の峡谷部にはたくさんオシドリが毎年やってくる。