2020年4月8日水曜日

 いよいよ国による「緊急事態宣言」が発令された。 The government has finally issued a Declaration of Emergency.


 いよいよ国による「緊急事態宣言」が発令された。

 しかしこれはオリンピックが1年延期になって一段落した結果、やっと国内の新型コロナウイルス禍に目が向いた小池百合子・東京都知事が、焦って「ロックアウト、オーバーシュート」などのインパクトの強すぎる言葉で突然緊急記者会見を開き、東京都民を買い出しパニックへ導くなど動揺を与えてしまった尻ぬぐいで政府が発令せざるを得なかった・・・という論評が多い様だ。 

 緊急事態宣言によってか否か判らないが、1か月前から当ヤマセミWEBブログで提案してきたことが、急激にいろいろ現実になってきた。まずテレビの画面が「台風情報」の時のように画面の左と上下どちらかとL字型につなぎ、常時最新情報を流すようになった。

テレ朝のNスタで夕方5時頃「台風情報」の時のような画面構成になった。

午後7時頃、安倍首相の記者会見のころNHKも同等の画面になった。

 次に、晴海のオリンピック施設・選手村をも隔離病棟にする、更には観光客が減って閑古鳥が鳴いている個室タイプのビジネスホテルを全館臨時の隔離病棟にする、・・ことも提案した通りになってきたようだ。
 さらに物資輸送に自衛隊の輸送部隊を使う、設備設置にも自衛隊を使うことも進めているようだ。 
 一方では看護師不足、裏方サポーター不足に関して看護師のOB/OGに声をかけ集める、医科系・薬科系のインターンなどを現場サポートに使う・・・などなど可能性をいろいろ探っているようだ。

 このように、素人の自分が考え予測したことが現実的に行われ始めると、「現場目線=当事者意識」になってリアルで「実務的に自分で発想出来る方策」を考え先を読む事ができるようになる。
 色々SNSやネット情報を見て、しっかりとした情報や裏取りのない情報を鵜呑みにすることでただ漠然と恐怖心だけが想像きのこ雲になってオロオロするより遥かに建設的だと思うが如何だろう?

 しかしいろいろ考えても、土日の外出自粛を要請して街から人が消えた、昨日の「緊急事態宣言」発令後の渋谷スクランブル交差点、宇田川町の渋谷センター街から人が消えた・・とニュースでは報じているものの、今朝の通勤電車は相変わらず満員状態のようだ。

 筆者はこの点が非常に不思議でしょうがない。毎日東京都での感染者数が100名を超えた超えないと一喜一憂しているが、普通に満員電車で通勤しているサラリーマンの中で、帰りに盛り場に寄り道をせず、家と勤め先の往復をするだけ、ランチは弁当、こういう人で感染した人がいったい何人いるのだろう?この点が世界と東京が一番違う部分ではないだろうか?そうしてなぜこの点を専門家委員会やメディアは「不思議だ、どうしてだろう」と言わないのだろう?ここに解決方法のアイディアは無いのだろうか?

 単純に8割の人間が外出しなければ2週間で急激に感染者は減少する、今はまだ5割以下なので「危うい!」と説明する専門者委員会や政府は、じゃあ具体的に8割を家に留める為には具体的にどうするか…までなぜ決めて指示しないのだろう?このあたりが非常に無責任だと思うが如何だろう。海外では「こうなれば、こうなる、だからこうしなさい!」までを政府・為政者がきちんと一体になって決めている。

 本当に非外出者を8割に抑えたければ、東京都内盛り場のネオンサイン・店の看板の電気を全部消せば良いのではなかろうか?盛り場から光(=火)が消えれば夜の蝶も酔っ払いも集わないだろう、ましてや個人で行動ができない付和雷同型の若者は寄り付く訳もないと思うが。
3.11の後の計画停電時のように盛り場のネオンの明かりを落とせば?23区内は停電させなかったが・・・。
 という事で、新型コロナウイルス禍に関する今日の話はここまで。

 
 本来の野鳥ブログのメインは、3月中旬に観察行を行った熊本県人吉市内の球磨川河原で撮影した、コチドリと、イカルイチドリ。6羽が集うカイツブリなどの画像をご紹介。


上記二枚はイカルチドリ。

横から画面に入ってきたのはコチドリ、黄色いアイリングと首周りの黒帯が違う。



二羽とも付かづ離れず採餌を繰り返していた。球磨川の河原には結構沢山いるようだ。

市内の住宅が多いエリアでのカイツブリ7羽。

2㎞程離れたエリアの6羽。同じファミリーか否かは不明。