2019年10月2日水曜日

10月のオオルリは人の気配を恐れなかった。The Blue-and-White Flycatcher in October was not afraid of people.

 新緑の季節、4~5月には囀りを頼りにあちこちで目に付くオオルリだが、夏が過ぎてセミの声も途絶え、朝晩の気温が20度を下回る頃にその姿を見つける事は非常に難しい。

 特に九州の福岡県などでは準絶滅危惧種扱いなので、ほとんど目にする事はないだろう。しかし北九州市小倉北区(=筆者が6歳~12歳まで過ごした場所)の足立山の麓では秋にオオルリを眼にする事が出来るのだ。

 もう10月に入り萩の花も咲いて見頃、そんなときアカマツ林でオオルリに遭遇したレポートをお届け。

 此処の赤松林ではこの撮影時何故か非常に良い松茸の匂いがした。まさかとは思うが生えていたりするのだろうか?公共駐車場から割に近いエリアだというのに・・・。

 実は、最初に眼についたのはエゾビタキとコサメビタキのフライングキャッチだった。その後キョッ!キョッ!という声でアオゲラを見かけ、その後しばらくして目の前の松の木にオオルリが居るのを発見!まさか10月にオオルリに出遭えるとは思わなかった、まだ居たんだ!という感じだった。 
秋の花と言えば「萩」

声を頼りにアオゲラの存在も知った。

これが最初に見つけた松の木のオオルリ

あまり遠くまで飛ばないで円を描いて附近を行ったり来たりだった。

真下に行っても逃げないオオルリ


枝かぶりだが、空抜け画像より色が判りやすい。

オオルリと一緒に飛び回っていたので最初はオオルリのメスかと期待したが違った。

約40分程野鳥たちと遊んで宿舎へ戻った。