2019年10月21日月曜日

続編・10月の猛禽類たち、球磨川支流鳩胸川附近の佇まい. Raptors of October at Hatomune river which branch of Kuma-river again.

 メンツを掛けた本気の南アフリカに力負けしたWCラグビー・日本チーム。残念だが此処が現状での日本の最高位の場所だろうと思う。主催国という有利差はあるものの、代表選手一人ひとり個人の生活基盤=金銭的待遇・拠り所を考えても全出場チーム中最低レベルの環境でよく頑張ったと思う。

 昔からの経験者、メディアも認めたにわかファン含めて、ベスト8以上の地位を望む気持ちは判るが、旧英国連邦圏中心にヨーロッパで始まったこのラグビー種目、これ以上日本チームが上位に食い込もうとすれば、あらゆる方法で伝統国が邪魔に掛かる事は眼に見えている。

 明治以降、日本は遠い東洋の国ながらその約束を必ず守る真面目さ、礼儀正しさ、皇室含めて長い伝統を保有する民族としてヨーロッパ各国からアジアで唯一対等に扱われてきた国だ。英国が唯一軍事同盟を結んだ国としてもその観られ方が判ろう。しかしだ・・・。

 スキーのノルディック競技(ジャンプや複合・クロカン)で日本人選手が上位に進出すればするほど、体格の小さな日本人に不利=ヨーロッパ勢有利に働くルール改正を繰り返された事と同じ現象が起ろう。

 逆の立場で考えてみれば良く判ろう?青森・北海道出身者などが高砂・二所ノ関・立浪などの部屋中心で盛り上げて来た大相撲の世界。
 あくまでプロレスやサーカスと同じ営利目的の興行ではあろうが、昔はハワイ出身、21世紀に入ってはモンゴル出身の力士・横綱が上位を独占している現状、何とか日本人力士の横綱をファンが望むのと同じだ。

 もうしばらくしたら、此のラグビー熱に関してまとめてみたいと思う。

 で、今日は10月の野鳥シリーズ、猛禽類の続編。ノスリのご紹介。

 人吉郊外、鳩胸川流域の盆地状態の谷戸での観察・撮影だったので周りが崖や丘状態の中、樹木留まりの猛禽類を目に出来たのは良かった。

谷戸に入って直ぐ車窓から枝留まりのノスリに遭遇。

エンジンを切って10分程じーっとしていたが、暫くまっすぐこちらへ向かって飛び立った。顔は猫に非常に良く似ている。


堂々と横を飛びぬけて行った。

見晴らしの良い人吉盆地の田園地帯にノスリが良く留まる電柱がある。

これは色の黒いタイプ。

顔つきも猫というよりタヌキに近いか?

こちらは別の日の白っぽいタイプ。何故同じ電柱(たいして高くない)にノスリが好んで留まるのか?次回チャンスがあればよく観察してみようと思う。