2017年7月9日日曜日

団塊世代の人達はもう完全に老人なのか? People of the baby boom generation are the old man completely?

 団塊世代の男性であれば、シルベスタ・スタローン、ブルース・ウイリス、ドルフ・ラングレン、ハリソン・フォード、ジャン・クロード・ヴァンダムなど往年のアクションスター達(もちろん現役でもあるが・・・)豪華キャストで暴れまくる映画「エクスペンダブルス」を観て楽しんだ事が有る方は決して少なくないだろう。
最初の「エクスペンダブルス」

此の往年のアクションスターたちが、楽しみながら出演しているハリウッド娯楽映画のタイトル自体がふざけている。「エクスペンダブルス」とは「消耗品」という意味なのだ。要は年老いた体育会系のアクションスターを集めて「消耗品」扱いするが、半端ではなく強い!のが面白いのだ、これを団塊世代が拍手喝采して大ヒット。現在まで続編が2本作られている。現在撮影・編集が終了した「エクスペンダブルス4」は2018年公開予定で今まで3本の監督兼メインキャストのシルベスタ・スタローンは出ていない模様。
続編「エクスペンダブルス2」

 
何故こんな話を詳しく行っているかというと、まさに団塊世代の男子であれば、まだまだ老人ぶるには早いんで無いかい?という事を言いたかったのだ。別に戦争に加わって大きなマシンガンをぶっ放せというのではなく、腰がどうの、直ぐ息が切れる・・・等と言う前に、もう少し体を鍛え直そうではないか?と言いたいのだ。

 映画と現実を上手く融合させ、出来る範囲での体力保持、運動神経(正確に言うと反射神経)再構築を行う事で、この先寝たきり老人になど成るのやめようぜ・・・という事なのだ。

 しかしこれには限度や適性というものが存在する。若い頃からどういったフィジカル環境で生きて来たかが重要なのだ。これは個人差が非常に大きい。

 1学年下で同じ中学校・高校に通い、大学時代一緒に英国へ短期留学した親友が居た。その彼は高校時代軟式テニスオンリーだったのが、いきなり55歳を越えてボクササイズをボクシングジムに行き始めたのだった。
 それが通い始めて半年、ある朝通勤途中、歩きながら突然死状態に成ってしまった。駅に向かって歩道を歩いていてそのまま朽木倒しのように道路にぶっ倒れて瞬間死してしまったとの事だ。
 高校以来、ろくな運動をしなかった人間が、突然頭を殴られる様な危険なスポーツを始めるとこうなってしまう。

 大学時代、サッカーに熱中し在学中の公式戦の得点の7割がヘディングシートという筆者は、もうこれ以上頭部への衝撃はまずいだろうと、武道や格闘技は遠慮している。

 話を「エクスペンダブルス」シリーズに戻そう。

 この人気映画に次々と出てくるアクションスターたちの生まれた年を調べてみた。思いの外若い事にも驚くが、逆にアレだけ動き回っているのに、そんなに歳食ってたのか!?と驚く俳優もいる。と、言いながら出演者たちは意外に団塊世代周りが多いのだ。

 映画は映画、勿論作り話なのだが、良い面だけ影響を受けて日常の身体修練・活性化に生かせれば面白い事に成る様な気がする。要は基礎体力キープ、反射神経の再調整をする努力開始のきっかけには、この手の映画も面白いのではないだろうかというのが今日のブログ提案だ。

アーノルド・シュワルツネッガー1947年

ブルース・ウイリス1955年

シルベスタ・スタローン1946年

ジョン・マルコビッチ1953年

メル・ギブソン1956年

ドルフ・ラングレン1957年

ジャン・クロード・ヴァンダム1960年

スティーブン・セガール1952年

以上「エクスペンダブルス」関連の俳優。


リチャード・ギア1949年

サミュエル・L・ジャクソン1948年

グレン・フライ1948年イーグルス・メンバー

ジョー・ウオルシュ1947年イーグルス・メンバー

ドン・ヘンリー1947年イーグルス・メンバー

ドン・フェルダー1947年イーグルス・メンバー

ティモシー・シュミット1947年イーグルス・メンバー

アル・ゴア1948年 元副大統領「不都合な真実」でノーベル賞

ヒラリ―・クリントン1947年

ビル・クリントン1946年

リチャード・ドレイファス1946年


ジョージ・ブッシュ1946年

フランス・ギャル1947年「夢見るシャンソン人形・1965年ヒット」


ちなみに、英国のチャールズ皇太子、歌手・女優のオリビア・ニュートン・ジョンも1948年生まれの団塊ど真ん中だ。