2016年8月2日火曜日

南へブッポウソウが帰る頃! The many kinds of scene about Dollarbirds before going back to southern area.

 長雨にも拘らず、今年も県境のブッポウソウは元気に繁殖し、いつもより早く南へ旅立ったと思われる。野鳥団体の人達はこれを「抜けた」と称するらしい。いつ聞いてもどうもしっくり感じない。これに限らず野鳥界の方々は独特の表現、言い回しをする様だ。

 今回人吉から戻って過去5年間のブッポウソウ観察・撮影画像を整理してみたら14日分の撮りだめ画像が在った。中には主に空中で昆虫を捉えた瞬間やその前後、交尾前後の画像、交尾そのものの静止画と交尾中の動画など色々なものが収録されていた。

 いつか、「球磨川流域・人吉球磨の野鳥」と言う写真集を自費出版してまた無償配布してみようと思う。意外に珍鳥なども入って面白いかもしれない。

 今日のブッポウソウはまだ親鳥が幼鳥へ給餌している様子と。日に日に飛翔力を付け親と共に南帰行?の準備に忙しいブッポウソウの乱舞遠望画像をアップした。ちょうど5年前最初に遭遇した場面と同じだ。

幼鳥の元へ親鳥が給餌に飛来した。

大きな甲虫を咥えているようだ。

うっかり落としてしまい、慌てて急降下して拾いに行く親鳥。

動かぬ幼鳥の周りを旋回する親鳥。

下から視ると首が痛くなるが、滅多に遭遇できるものではない、ブッポウソウの乱舞。

遠くから見ると、山裾を一定の範囲で行ったり来たり、グルグル旋回する。勿論例の「ブツブツ」鳴き声を上げて回っていた。これが出ると1~2日中に南へ去ってしまう。