2016年8月8日月曜日

ブッポウソウの画像精査で見えてきた生態! The ecology seen by a picture close inspection of a broad-billed roller !

  ここ4年間撮影したブッポウソウの画像を精査して視たら、今まで見落としていた面白いつがいの駆け引きが映っていて驚いた。やはり撮影した当日はピンが来ているか?ちゃんと写っているか・・などの確認しか出来ないモノだという事が良く判った。

 やはり持ち歩きのノートパソコンの13インチ画面では見えない細かい部分が、自宅のデスクトップの27インチ(2560×1440)ワイドモニターでチェックすると見えてくるのだ。繁殖期のブッポウソウの昆虫フライングキャッチシーンや求愛給餌のシーンなど、餌を咥えた画像が非常に多い事に改めて驚かされた。

 今日の画像は、求愛給餌の為餌を咥えてオス(だろうと思う)がメス(だろうと思う)の留まっている傍まで来て、餌を与えようとしたが、メスが「こんな小さいんじゃ嫌よ!出直しておいで!」と言ったか言わなかったか、すごすごと引き下がる場面の一連。

 気性の激しいメスなのだろうか?少しオスが可哀想に見えてきた。

右方向から虫を咥えたオスと思われるブッポウソウが飛来した。

「アンタ、何やってんの?もう、トロイわねー」と言ったか言わなかったか。

「早く頂戴よ!」とせかし続けるメス・・・だろうと思う。

回り込んで餌を与えようとするオス。何故もらう方が向きを変えない?

中途半端に杉のてっぺんに留まってホバリング状態で給餌しようとするオス。

しかし、給餌は失敗、咥えたままいったん出直すオス。

傍の別の杉のてっぺんへ移動するオス。

こんな感じでこの時は何度も、この横着なメスの周りをオスが回り続けていた。
続きはまた明日以降に予定している。