国外開催の大会では最多のメダル数を獲得したパリオリンピック日本チーム。出だしの柔道の誤審連続で「誤審ピック」などのSNS用語まで飛び出した今大会。
メディアの甘い予想通りのメダル数はとても無理、半分も行かないのでは?と、このブログで述べたが、意外や意外メディアの報道を超えてメダル獲得だった。
で、調べたらコンピュータ予想、AI予想、世界中の予想賭け屋のデータが近かっただけで、日本のメディアが自分で調べたものではなかった。
それが証拠に、事前にメダル確実と期待を盛り上げた男女バレーボール、バスケットボール、連覇、兄弟で連覇とアイドル扱いした女子柔道(一部)、水泳チーム、男女サッカー、いずれもメダルには届かず残念な結果に・・・。
逆に、馬術チーム、近代五種、水泳飛込、フェンシング、陸上女子フィールドなど過去において日本が上位へ行ける可能性など考えもしなかった種目でメダリストが生まれた。
実力がすでに判明していたやり投げの北口棒花選手以外は全く事前の予想にも出ていなかった。メディア報道は相変わらずアイドル選手、試合報道に際してもマスコミ報道にとってもお得意様のスポンサーが付いている種目(サッカー、バレーボールなど)を盛り上げすぎて、実際の成果とは偉く違った事前予想報道で大恥をかいた。事前報道を見てこれらの種目のメダル獲得を期待した国民は随分がっかりした事だろう。
同時に世界の中での日本の位置を改めて思い知らされたことだろう。
ま、もともとオリンピックの中核種目なんて戦争で敵を倒す・殺す技術が種目だった。射撃、アーチェリー、フェンシング、ボクシング、柔道、テコンドー、レスリング、馬術、セイリング、陸上競技、重量挙げ、水泳。いずれも軍隊の訓練種目でもあり、軍人もしくは軍人OBが選手というのも多かった。
スケボーやサーフィン、ブレイキン、ウインドサーフィンなど最近7~8回の大会で新種目になったものは1984年のロス=商業オリンピックになってからだろう?
その狂乱も昨日で終わった、首都圏東京は事前の三連休+お盆休みで故郷へ帰省するファミリーが多く、静かなものだ。正月とこのお盆の時期だけは首都圏に静寂が戻ってくる。
此の静寂期間を使ってどのように正常な自分に戻れるか?考えてみるのもよかろうと思う。筆者は神道信者=氏子で仏教徒ではないので「お盆」は実質関係ないが、世の中が宗教の習わしを夏休みとしているので、この部分だけはあやかろうと思う。