2024年7月7日日曜日

団塊世代は今年の夏はちょっと今までの夏とは違うと心配する。 Baby boomers worry about that this summer will be a little different from previous ones.

  筆者の住んでいる東京都三鷹でこの7月上旬三日連続で猛暑日と熱帯夜が続いた。今日~明日も同じと予想されている。

 此の気象状態が団塊世代の普段の生活にどのような影響を及ぼしているか?本人の健康状態を含めて考えてみたい。

 なーに、今年の夏だって今までと同じさ、気のせいだよ・・。という御仁もおられようが、実はそうでもない。野菜の出来不出来が今年の天候状況・気象状況の異常を示している。一時は5~6月の高温のせいで葉物野菜が異常に高騰した。キャベツ一個が500円以上した時期が在った。トマトが1個400円の時が在った。梅の実が生らない!ラッキョウが大きすぎる!

 鈍感な人間よりはるかに気象・天候に左右される「野菜・果物」。我々は毎日の天気予報より八百屋の店頭で野菜の出来不出来、価格を視ていた方が環境の異常に早く気が付くのではないだろうか?コレ重要だと思う。

 本人の話に戻って、筆者は体内時計がわりにきちんとしている為、天気がどうであれ今の時期朝5時30分には目が覚める。これは連日±5分の狂いもない。前日の就寝時間がバラバラであってもだ。

 理由は単なる生理的な体内時計と寝床の屋根裏ロフト天窓から入る朝の明るさによるものだと勝手に解釈している。

 冬季は起きる時間が変わり冬至の頃は6時45分になる。明るさのせいだろうか?

 これで朝の愛犬(黒柴)散歩に出るのだが、冷房の効いた室内で生活している黒柴犬は気温だとか降雨に異常に敏感で、外気温が高いと玄関から出るのをしり込みする。降雨時は自分の寝床から動こうともしない、どんな霧雨でも降っているのが判るのだ。


※リードは画像処理で消去

我家の過保護・黒柴犬、 ※リードは画像処理で消去 

 われわれ人間はそこまで敏感ではないし、第六感というものもほとんど退化している。都会生活者はさらにそれが進んでしまっているだろう。スマホをいじりながら駅構内で他人と派手に正面衝突したり、ホームから転落して列車に轢かれ死亡する者が絶えないのも、野生を失った現代人の典型だと思う。

 夜間、高齢者が室内で熱中症死しているのも、都会生活で空調・暖冷房と恵まれた環境で生きて生きてその限界を超えた時点で「死」に至ってしまうという。まるで温室植物のような生き方に慣れたが末の姿だと思っている。

 生活環境が人工的に快適にされると同時に、体調がおかしくなった際に施す医学も急速に現代人間を弱らせている。いわゆるサプリ漬け、薬漬け・・・がそれだ。

 此の主原因は民間の薬製造ビジネス業界、健康食品ビジネス業界と癒着した医学会と国の厚労省認可セクションにあるとみている。

 よく言われる高血圧の健康基準を上限160から130まで数年かけ段階的に下げ、降圧剤の販売促進にあらゆる機関・部署が絡んで来たというのも、己の健康に少しでも気を付けている者であれば今や当たり前の認識だ。

 それでも薬の宣伝に出てくるどこの馬の骨ともつかぬ白衣の医者の一言で買って飲んでしまう。これも頭の中が不安で人間の悲しい一面なのだろう。

 あのコロナワクチンだって厚労省職員の大半が接種していないだの、国会議員も接種していない者が多いだの、その効果を疑問視し、後遺症問題は未だに尾を引いている。しかし主要メディアは決してこれを報じない。


 最終的には、自分の身は自分で守るしかない、その為にはネットを含めたあらゆるメディア情報源の裏取りなど精査を自分で行い、己の判断が非常に重要になる訳だ。

 そのためには、今ある普段自分が生活している環境(近所・都心盛り場・自宅・寝床)がどのように自分へ悪影響を及ぼしているか?人に訊くのではなく自分自身で判断する必要があるのではないかと思っている。

 筆者を含めて団塊世代はもう75歳だ。2割強の同年齢は既に向こう側へ行ってしまっている。健康で天寿を全うできるために何をすればいいか?それが団塊世代の普段仲間との会話の大半だ。

 クラス会に出ての話題は、病気、死、葬式、墓、孫、免許返上、持ち物整理、終活が中心で、旅行だの新しいカメラや車の話などした日にゃその場で浮いてしまう。

 話が少しずれ始めたが、要は自分自身が健康でいるためには、常時己の健康状態や日々の気象状況、周りの生活環境に関して、ボーッとしていてはいけないと言いたいのだ。

 そんな中、今年の東京・三鷹は6月半ばから暑さが押し寄せ、7月もまだ第一週目なのに連日猛暑日35℃超え、熱帯夜が続いている。

 冒頭我が家の愛犬の話を出したが、この愛犬ペロは朝雨だと出てこない・・どころか熱帯夜明けで気温が26度を超えた朝など道路に出ても動きが鈍い。夕方アスファルトがまだ相当暑い時など夕方6時頃だと散歩を嫌がるしまつ。空調・冷暖房の室内で飼っている弊害が出てしまったようだ。

 こういった高温時の対策として筆者は是非「水かぶり行動」をお勧めしたい。いわゆる濡れた水分が蒸発する際の気化熱で体温を下げるという寸法。


 これは自分で実証しているから間違いない。否定する方が居れば自分で実際にやってみてから否定してほしい。気温30℃以上でも水着同然のウエアで頭から水を被って走ってごらん?6月末に実質33℃くらいの夕方、8㎞を走って倒れなかった。頭も痛くならないしフラフラもしない、疲労感も無かった。

 戻って冷水シャワーを浴びて10分も休んだらパソコン作業をする事が出来た。

 これで!と愛犬ペロに同じことを施したら夕方まだ暑いのに元気に散歩が出来た。やはり気化熱放出は意味があるのだと今後も続けるつもり。