面倒くさい確定申告作業が終わって、アオゲラ画像を探し出せたのでご紹介したい。ただし、時期的にまだ寒い時期2月の穴あけの様だが、ひょっとすると前年の巣穴の補修なのかも知れない。
コゲラやアカゲラは掘り進むにつれての木屑が飛び散る場面を撮影できているが、このアオゲラの場合掘っている場面のカットが無い。
決して低くない部分への穴あけなので、結構遠くから撮影したのだが、筆者の存在に気が付いて掘削を中断したのかもしれない。
いずれにせよ、日本を代表するキツツキの巣穴掘りに関する画像が揃ったのは誇っていいと思う。野鳥生態の研究者として野鳥観察をしていて、キツツキの穴掘りを撮影する頻度はそう高くあるまいと思う。
いつも連れ立って行動するバーダーさん達は仲間からの情報で一気にそういう場所へ行けるだろうが・・・。
此の繁殖期のキツツキ系で言えば、アオゲラの求愛、縄張り争い、アカゲラの縄張り争いと交尾と給餌。意外に多くの場面に遭遇しているが、北海道にしかいないクマゲラや沖縄やんばるの森に生息するノグチゲラなどには出遭えていない。一方胸に横縞の無い北海道産のヤマゲラには霧多布湿原で遭遇できた。
まずは野川流域でのアオゲラとその巣穴をご紹介。
やはり、東京近郊で出遭えるキツツキ系の穴としては最大。
この撮影時は作業を止めて、ずいぶんジーッとしていた。
この2カットは別バージョン
三鷹の野川エリアはアオゲラの生息数が多いようだ。今年のドラミングは2週間前から聞こえているので繁殖も盛んだと思いたい。