2023年12月29日金曜日

地元三鷹の住宅街で都会型野鳥を観察する。 Observing urban wild birds in a residential area in Mitaka, Tokyo.  

  野鳥撮影愛好者の多くは、ただバードウォッチングをするだけでは飽き足らなくなった方が多いようだ。

 なおかつ「優越感」に関して非常に執着する方が多いと聞く。例えば珍しい野鳥(珍鳥)を撮影できた、出遭い難い種を撮影できた、(=希少種・迷鳥など)。

 あるいはぐっと近寄れてアップで撮れた(=ノートリなど)、今年はこんなに数多くの種を撮れた・・・などなど。要は「凄いね!羨ましいね?」と言って貰いたい気持ちで一杯の方が多いと聞いた。これも、特に団塊世代の方に多いようだ。

 小さい頃から同年齢の人数が多く、何をやるにも競争、競争で育ったためだからではないだろうか?

 これは筆者自身が団塊世代のど真ん中だから良く判る。フィールドで出遭った見ず知らずのバーダーさんに「ほれ!」とパウチされた紙焼き写真を長々と見せられたり、撮影したデータを炎天下太陽光の反射で全然見えないパッドなどで見せられ、「凄いですね?」と言わないとそばを離れてもらえない状況に幾度も陥らされた。

 特にワイワイ言いながら数人で行動するバーダーさん達にこの手が多いようだ。これは都内の緑地で幾度も経験している。

 そういうタイプの人たちに限って、普段自宅の周りに飛び交う野鳥には目もくれない方が多いようだ。今日は東京郊外の住宅街、三鷹にある筆者の家の周りでの野鳥たちの生態に関してご紹介してみたい。思いのほか都会型の野鳥も面白いものだ。

 まず今日は、柿に群がるメジロとムクドリ

近所の柿の木に7~8羽のメジロが群がるのは日常的な事。

筆者宅のベランダに在る野鳥用の水・餌台に置いた柿にも連日飛来。

ムクドリは今年はまだ少ないがもちろん柿の木には目立つ。

九州では裏作とかで柿が不作の年らしいが関東ではやたら鈴なりになっている。

アメリカ山ぶどうなども豊富な今年

残りを啄みに来たジョウビタキのメス

上の画像と同じ個体

調布のバス停のすぐ横にいた。