2023年8月22日火曜日

ノスリの親子が強風下で仲睦まじく採餌していた霧ケ峰。 Kirigamine, where a family of buzzards were harmoniously foraging under strong winds.

  カワガラス、ホオアカと続いて、今日はノスリの親子三羽のそろい飛び!

 昨日も書いたが台風6号と7号のダブル来襲で日本列島中部は南風の強風に見舞われていた。そんな中、霧ケ峰グライダー場の南側斜面、踊場湿原(池のくるみ)へ落ちて行くなだらかな斜面を吹き上げる強風に逆らってノスリが三羽。

 最初は縄張り争いかと思いきや、どうも様子が違う。で、考えたのが親子の三羽。

 もう殆ど親と変わらないノスリの幼鳥を引き連れて、草原で採餌を行っているものと判明。ちょうど二羽が重なった場面がピンボケだったが、親が幼鳥に餌を給餌したのではないだろうかと思う。動きが不自然だった。

最初眼に入ったのは二羽のノスリだった。

その二羽が追いつ追われつの所へ・・。

三羽目が追い着いてきた。
ノスリ三羽の超低空飛翔というのも初めてだった。

そのうち二羽は付かず離れず・・。

ピンボケだが下の二羽が急接近・交差している、この瞬間給餌か?

真ん中の一羽が右足で何かを掴んでいるように見える。給餌かも?

 こうした猛禽類の飛翔中の生態は、なかなか観察できにくいので、今回は偶然ながら良い観察ができたのではないだろうかと思っている。霧ケ峰は草原の小鳥ばかりではないのだ。