野鳥撮影愛好家の方々は、往々にしてより珍しい、より綺麗な、そうして同好の士から「おう、良く撮れたな、羨ましいぞ」と言われる種類の野鳥を追いかける傾向が強いと思うが如何だろう?
いつも野川の土手や明治神宮、不忍池辺りを歩いていて、時々高価で大きな望遠レンズを付けたカメラを提げておられる方に出遭うが、猛禽類のオオタカや季節の渡り鳥や短期間だけ滞在する旅鳥を探しておられるようで、年中いるエナガやコゲラ、シジュウカラ、ヤマガラ、カワラヒワには目もくれない様だ。
昨日はそのカワラヒワに焦点を当てて野川の流域で撮影してみた。風が非常に強かったが群れで移動するカワラヒワは活発に飛び回っていた。
昨日はいつもいるオオタカの姿が見えなかったので、わりに木陰ではなく葉が落ちた樹木の枝にまとまって集まってくれていたので撮りやすかった。
カワラヒワは必ず見張り役が数羽最高位に留まるので有名だ。
飛翔シーンでないとこの鳥の綺麗さが判らないと思う。
強い北風に乗って猛スピードで飛んで行った。
群れてくれると非常に撮りやすいものだ。