いつの春でも、三寒四温と呼ばれる気温の変化、「春に三日晴は無し!」と言われるのはよくご存じだろう?
春になると温帯低気圧が速いスピードで日本列島を通過する為、温暖前線の雨、寒冷前線の風邪と雨、気温の急激な変化などで植物や昆虫の目が覚める訳だ。これに続いて野生動物も繁殖期を迎え、春先の自然の変化はもの凄いスピードで目に映るのだ。年中、繁殖期の人間とは訳が違う。
コロナ禍で自粛閉じこもりがちな方々にとってみれば、たまに外に出る事でその景色の以前との変わりように愕然となるのだろう。枯れ枝に急に花が満開になっていたり、地上に急にお花畑が出現したり・・・。
筆者のように毎日必ず外出(都心に限らず近所の野川流域など)し太陽の光を浴び、オープンエアの空気を吸わないと居られない「アンチ閉じ籠り派」でも日々の変化を感ずるのだから都会在住者は余計そうだろう。一年振りに逢った孫が倍の大きさになって、自立歩行するのに驚くのと似ている。
こないだまで冬芽だったコブシのが一斉に白い蕾が開いていたり、梅がすでに半分も散っていたり、ミツマタの花が満開だったり、住宅街を進むだけでも植物の開花スピードに驚かされる。
一方で野川流域を進めば、野鳥がここぞとばかり豊富になってきた獲物を採餌している。今日のブログは昨日犬の散歩を兼ねて野川流域を探鳥して回った結果のレポート提出だ。
一つ一つの案件は個別にレポート投稿する予定だが、とりあえず今日はそのメニュー版。
最初に見たフキノトウ
三日後に見たフキノトウ
七日後に見たフキノトウ。
ムラサキハナナ、(花大根)が早くも菜の花と一緒に群生し始めた。
お約束、早咲き桜の蜜を吸うヒヨドリ、日本固有の野鳥だ。
長い間見続けても飽きない風景。
スズメだって椿と一緒に日本画の素材を提供している。
カワラヒワの大群が久しぶりに野川沿いの木の実に群がっていた。
野川沿いではシジュウカラは群れで草の実木の実を採餌中。大家族の様だ。
レギュラー次回はこの続きで今の野鳥の採餌中心で・・・。