2019年11月16日土曜日

団塊世代はヘビメタバンド「KISS」が妙に好きだった。 The KISS is one of the most favorite hard rock band of Baby-boomer.

 あのオドロオドロした衣装とステージパフォーマンスで絶大な人気を誇ったヘビメタ・ハードロックバンドのKISS(キッス)が2年後解散・引退するという。
画面ではジーン・シモンズさんと出ているが、このメンバーはポール・スタンレー。

 60年代初期にはポールアンカ、ニールセダカ、リッキーネルソン、コニーフランシスで育ち、1963年頃からはビートルズやリバプールサウンド中心の英国ロックが身の回りに存在した団塊世代は、他の世代より遥かに音楽的に豊かに育っている事は間違いない。

 それが理由かどうかわからないが、その団塊世代ならびに兄姉にその世代がいる近い世代のミュージシャンが作った曲は、ほとんどその時代の洋楽のフレーズがどこかに隠れている。パクリとまでは言えなくても聴けば、あーこれはあの曲に似ているな?など、一瞬にして判るから不思議だ。

 似ているといえば、余談だが新天皇陛下御即位のパレード前夜、皇居前広場で行われた祝賀記念イベント「国民祭典」で流れた奉祝曲Ray of Waterのどこかの旋律が、ホルストの組曲「惑星」のジュピターに似ている感じがしたのだが、これはあくまで筆者の思い込みだろう。

 話を戻して・・・。
 
 The Beatlesに並行してベンチャーズやビーチボーイズなどアメリカのバンドでも盛り上がった団塊世代は、1970年代に入りイーグルスやキャロルキングで沸き立つ中、何故かこのKISSの曲に魅了された覚えも有ろう?
 世良公則&ツイストの「あんたのバラード」なども個人的にはこのキッスの影響を強く受けて出来たものと思っている・・・って、このブログでロックの変遷史を語るつもりはないが、近いうちコレクションの数千枚に及ぶLPレコードをベースに団塊世代の洋楽狂い外伝でも始めてみようかと思っている。

 キッスに話を戻そう。

 キッスの中でも、ステージの左端でベースギターを弾きながら、高いヒールのロンドンブーツを履いて長い舌を時々出し、時には火を噴くオドロオドロしたジーン・シモンズが非常に印象深かった。よくもまぁ、ここまで徹底してやるもんだ!・・・と。
画像はいずれもテレビ朝日のTVワイドショーから

KISSの中でも一番のお気に入り 「Hard luck woman」非常にまともなロックだ。
https://www.youtube.com/watch?v=GUFuJQATLZA 

 イスラエル生まれのジーン・シモンズは俳優としても4~5本の映画に出ている。そうして何と1948年8月生まれの団塊世代なのだ。親近感がわくわけだ。同じ学年だもの!
今でいうアニメの世界がリアルになったようなものだが、アニメ以上の人気になった。

TVインタビューで引退解散の件を訊かれ、こう言っていた。「吾輩ももう70歳だ、75歳でステージに立てるとはとても思わない」それを聴いて、ポール・マッカートニーだってリンゴ・スターだってまだやっているじゃん?頑張れよ!あれだけ化粧しているんだから歳とったのなんて判んない数少ないロッカーだろう?…と思うのだが如何だろう?

 1990年頃、広告代理店時代クライアントが音楽イベントキャンペーンを行った。チープ・トリック、ロマンティックス、などと一緒にこのキッスを呼んだ。会場は日本武道館だった。担当営業と一緒にネクタイを締めて場違いの恰好ながらすべてのコンサートを聴いた。

 で、このキッスの公演が終わって武道館から出たら、寒い最中外には次の催しを待っているのだろう大勢の群衆が立って待っていた。日本武道館も繁盛しているんだ!オリンピック施設が事後活用で困っている中、素晴らしいじゃないか!と思ったら違った。
 全員、キッスのコンサートに来場した未成年の子供たちの親・PTAだったのだ。これには驚いた。いかに自分たちが場違いの人種だったのかと思い知らされた。