2024年9月7日土曜日

富士山への弾丸登山騒ぎ、今噴火の恐れは無いのか? Bullet Climbing Mt. Fuji, is there any fear of eruption now?

  筆者が八代市の写真展「ふるさと・やつしろ『わたしと野鳥』写真展」の準備・実施の為に八代市に赴いた先月8月8日(木)の夕方、隣の宮崎県が震源で八代も大きく揺れた。


これだけ大きな地震が頻発する我が国において、筆者が直接遭遇した大きな地震はそう多くない。理由は出張その他で国内あちこちを移動する機会が多かったから。

 あの3.11日東日本大震災時には山口県に居た。かって2001年に開催された山口きらら博の会場跡に居た。携帯電話の受信アンテナ表記が赤くなって圏外になってしまっていた。周りに居る地元の人の携帯はちゃんと受信できているのに・・。
 東京で購入し登録した機器だったからか?不思議な感じだった。

 2005年7月23日、2011年3月11日2度の揺れ、2015年5月25日、同年9月12日の東京三鷹震度4以上の地震時、筆者はいずれも偶然東京に居なかった。ほとんどが九州の小倉か熊本、人吉市に滞在していた。ある面気味の悪い話だが・・・。

 ところが先月の8月8日は震源地宮崎県の隣、熊本県の八代市に居た。震度4だった。筆者がいままで生で遭遇した中でも一番大きく感じた地震かもしれない。

 その瞬間は中学校時代の同級生夫婦が経営する花屋さんの店内に立っていた。スマホがけたたましく「キュウッ⇗♪キュウッ⇗♪地震です!地震です!」と叫んだ直後3秒ほどして揺れ始めた。周りは大形のユリで一杯だった。もう店内は時化の時の海の底のように全部が同じ方向に全体がそろって揺れた。
 この時期真夏はカサブランカなど匂いの強いユリ系の種が多い。もう店内は揺れが収まった後も花の匂いで一杯になっていた。経営者の二人はあまり感じなかったらしい。

 これは、普段香水など匂いをつけ続けている人が自分の匂いにあまり気が付かないのと同じかもしれない。

 この地震は、その後南海トラフ大地震の一部ではないかとの懸念から全国的に注意報が出されたのは承知の通りだ。

 で、この南海トラフ騒ぎの中でメディアがあまり報じていない事がある。それは宮崎の地震の翌日遠く離れた神奈川県の震度5弱だ。震源震度もトラフも異なる神奈川の地震だが、その後だんだんと富士山の方へ震源が近づいている事実をメディアは報じない。

宮崎沖と神奈川内陸の地震の推移は何らかの関係を想像させる気がする。

 そんな中での富士山近辺の動きは首都圏在住者としては非常に気になるのだ。勿論怖いのは地震より富士山の噴火だ。降灰で3㎝積もれば首都圏の鉄道・交通機関は完全にストップすることは誰しも知っている事だ。

 そこへ、こういうニュースが流れた。国や関係機関は我々より確実な何かを知っているのではないだろうか?
改めてこういったニュースが流れる事、大きな何かの前触れでなければ良いが。

 ましてや、今年も富士山への弾丸登山が相変わらずニュースを賑わしている。
 常時数千人が昼夜を問わず登山している富士山だ。もし噴火し木曽の御岳のような事態が発生した場合相当数の死者が出ることになる。

 この辺りの情報はどうやって登山者へ伝えているのだろう?他人事とは言え気になる。