カワウと言えば川魚漁師の敵、繁殖コロニー近くの嫌われ者。良いイメージは殆ど無い。カラスと同じ(鵜)烏合の衆とも言われ、大きい群れを作り、数は力、力は正義・・とばかりに魚を追い回し食べ尽くす。
長良川などの鵜飼いで活躍していると思う方も居るかもしれないが、あそこで活躍しているのはウミウ(海鵜)
要は、好きな野鳥は何?と聞いて絶対に出てこないのが「鵜」だろう。
しかし筆者もヤマセミの観察をしていて毎朝球磨川を遡上して来て、夕方Vの字で高高度を西の不知火海の方向へ飛んで行くのを見ているが好きになれなかった。球磨川の鮎漁師さん達も何とかカワウを追い払いたいと言っていたが・・・。
そのカワウが明治神宮の南池につがいで居た。背景のせいだろうか?思いのほか芸術的な佇まいだった。
拡大すると目ん玉が緑色であることが良く判る。
背景によってこれほど絵になる野鳥だとは思わなかった。
現在、御苑内はカタクリの花群が満開中。