2021年10月17日日曜日

衆議院選挙だが、団塊世代は情報がメチャクチャ混乱している気がする。 The Battle House of Representatives election started, but the baby boomers feel that the information is confusing.

  自民党の総裁選が、メディアの煽り偏向報道により国民の多くが期待した方向へ行かなかったため、政治に興味を失い、一気に今回の衆院選挙への注目度が下がってしまった感がする。「アナタは選挙に行きますか?投票しますか?」という調査には「大いに関心があるー70%以上」と出ている様だが、過去の選挙において、投票がその通りになど成ったことがない。

大いに関心があると出ても、投票するとまでは言っていない・・で終わるだろう。

 街頭インタビュー(実はこの手のほとんどが局のヤラセであることは今や常識だが)では、似非通行人が結構まともな事を言っているように編集しているが、殆どの国民は自民党総裁選で裏切られた期待同様、国民の期待通りに永田町なり選挙が動かない事を当の昔に知ってしまっている。

 「無力感・虚脱感」を強く国民に与えてしまった解散前の自民党民意裏切り国会議員たち、結果自民党には逆風だろう。

 しかし逆に白けてしまって投票に行かない人が多い場合、投票率が下がり、組織票と言われる党員票並びにシンパ票中心で結果が出るとなり、組織の力「数は力、力は正義」とばかりに自民党が意外にも大負けしなかったりしそうだ。

 一方で、野党は相変わらず自民党・政府への非難・批判・攻撃ばかりで、昭和時代の選挙を彷彿とさせる「がなり立てる枝野代表」や、いつもの反感を感じる「蓮舫」辺りへの生理的嫌気も相まって何も期待できないという声が多い様だ。


 三鷹駅南口前での演説会。「蓮舫来る!」の表示に「あの食って掛かる態度・・キライだね、来るんじゃないよ!」という高齢主婦たちの捨て台詞がまだ耳に残っている。

 それにしても、昨今の政治情報はメディアにより評価・判断が随分違う様だ。岸田新総理への支持率でも日経と朝日で相当な差が出ている。これは注視に値する。

 同時に同じ系列のメディアが、同じ系列下のメディア報道を非難しており、報道・メディアの世界は混とんとし始めている様だ。

 国民はただただTVで流れるコメンテーターの無責任な発信を鵜呑みにしてはいけない、自分で色々な情報ツールからニュースや論評を受け入れ精査し、頭を使って何が本当で、何がウソなのか見抜かねばならない時代に成っている様だ。 

 コロナ禍で貧困、あるいは生活に困っている人に一律10万円前後の現金バラマキを各党とも提案している様だが?
 昨年配られた10万円でいったい何がどのようになったのか助かったのか?タンス預金が増えただけではないのか?
 調査報告がないが、今回もその反省はないのだろうか?1年間に一度10万円配られたって一体どれだけの国民が政府に対して涙を流して感謝するだろう?

 選挙だから仕方がないのかもしれないが、どの政党も似たような額を条件付けて提案しているだけ。此れって観光地の旅館が豪華な夕食の写真を並べて「我が宿は伊勢エビが付きます!」だの、「お皿の数が違います」だの競い合っているのと全く変わらない。
 どの党もこれじゃ金太郎飴だろう?他党との差別化を考えなければいけないのに、「お前の党は出さないのかよ?じゃぁ投票してやんない・・。」が怖くて出すのか?

 多少切り口の色目が違うが味は横並びで全く同じ金太郎飴・千歳飴だ。

 「10万円の現金など配りません!その代わり第6次感染拡大が起きても、自宅待機・死亡者を一人も出さないと約束します!オリンピック選手村を専用病院にして、医療関係者・サポートスタッフを横付けした外洋クルーズ船を住居棟として隔離、万全を期します!」・・くらい言えないのだろうか?

 一方で現在収まりかけている新型コロナ禍だが、急速に収束している原因をどのメディアもしっかりと報道できていない。あの毎朝危機を叫んで「大変です、大変です!」とアジって政府の対応や、感染症専門家に無礼な物言いで噛みついていたテレ朝の玉川徹社員。同じ朝日系列のベテラン記者にコテンパンに非難されている。これは筆者も全く同感だ。

                 
 あれだけ「大変です!この先の爆発的感染拡大は必至です!政府は一体何をやっているんだ!」と、ワイドショーのコメントを鵜呑みにする茶の間のおばちゃん達の人気を得ていたのに、急速に収まってくると「何ででしょうね?」ともう他人事だ。自分が蒔いて煽った危機感の刈り取りくらいやるべきではないのか?

 コロナ感染拡大と共に風体・容姿が変化し、色々な意味で興味を引いた「コロナの女王」岡田晴恵教授、さんざん特効薬のように言っていた「アビガン」は一体どうなったのだ?
 アビガンのお陰で命拾いしたという赤江珠緒はその後その体験談を言わなくなったのは何故?過熱報道で国民がおどろされている一方で、ジェネリクス薬品が多数出ているため医療・薬剤メーカーの利益にもはや貢献しないイメルベクチンのように、効果がはっきりしていて使いたい医師が沢山いるにもかかわらず抹殺される「特効薬」もある。
開発中の新型コロナ対応経口薬、既に安全性担保されているイメルベクチンが何故?
 
 報道の偏向に眼を光らせないと、間違った「認識・知識」を植え付けられてしまう。

メディアも専門家もこうなる原因をはっきり言えないから次への準備が出来ない!

 この先ますマスメディアや街頭は選挙モード一色だろう。これが原因で新型コロナ第6次感染拡大に成ってしまっては、「オリンピック感染拡大の二の舞」ではないか?筆者としてはそうならない事を祈るばかりだ。