2021年10月10日日曜日

団塊世代はカラスの知恵を住宅街で目撃した。 The baby boomer generation witnessed the wisdom of crows in a residential area.

  筆者は余程のことがない限り、通年で愛犬のペロ(黒柴のメス)の朝散歩を日の出時刻に起床して行っている。大雨で犬が家を出たがらない限り、努めて同じ時間にコンデジカメラを携えて住宅街を2㎞程周回することにしている。

 毎朝必ず日の出時刻に起きられるのは、こうして朝陽(晴れている日に限るが)を浴びることでメラトニンが生成され、体内時計が動物としてきちんと作用しているからだと信じている。起きられない日は何らかの体調に異変があるということだ。

 犬の自由先導で進むので、いつも同じコース。以前18年間飼っていた赤柴犬の時から全く同じコースだ。そうすると、だいたい同じところでスズメの集団、ヒヨドリのつがい、モズ、ムクドリの群れ、カラスに出遭う。猫に至っては置物の様に毎朝同じところに居るものがほとんどだ。住宅街だが、この時間に他の犬に出逢う事はまずない。

 今日の話はこのいつも出逢うカラス。カラスも早起きで毎朝ほとんどいつも同じ電柱の上に居る。毎朝だから向こうもこちらを認識しているし、犬の方もすっかり顔なじみなので、挨拶こそしないが3mくらいにお互い近寄っても何も起きない。

 そのカラスが、最近電線に留まって木の実(山グルミの様だ)を上から落として割っているようなので、観察をしてみた。

 画像に撮ってみて判ったのは、確実にここで木の実を上から落として割っている事が判明。更には朝配達の車(軽自動車)のタイヤで轢かせて割っているような形跡まで発見した。

 今日は日曜日で本来は団塊爺の愚痴やボヤキ話の日だが、今日に限ってこのカラスの情報を是非ご紹介したい。

木の実を咥えて電線から下を観ている。

スーッと木の実を落として、直後に真っすぐそれめがけて降りるのがポイント!

落とすと同時に舞い降りるのは、他のカラスや野鳥に獲られまいとする為だろうか?



確実に殻を割って食べていた。

カラスが去った後調べたら随分古いものから最近のものまで確認できた。