2021年9月27日月曜日

生息環境も生態もそっくりなヤマセミとカワセミの写真集編纂 その2. A compilation of photographs of the crested kingfisher and the kingfisher, which have similar habitats and ecology. Vol 2.

 ヤマセミとカワセミの同族の野鳥は、岩合光昭氏の名写真集「ネコライオン」とは違い、同じ所で生息している場合がある。決して多くはないが、ヤマセミが居さえすればそこにカワセミも居て当然という事だ。

 したがって、ヤマセミの生態観察中ヤマセミを撮ればおのずとカワセミが同じファインダーに入ってくることが多いという事だ。今回編纂中の「ヤマセミカワセミ」では全頁の半分がそういったヤマセミとカワセミが同居している画像が入ると思う。

 史上初めての収録・・・を得意げにアピールするNHKの自然番組ではないが、、数多くの野鳥写真集にこういった生態紹介のモノは無かったように思う。いわば野鳥生態の重箱の隅をつついたような内容だが、こういうのがあっても良かろうと思うが?

 もちろん、ヤマセミ、カワセミの普段の生態が同属ならではの似たような動きであることは間違いない。今日はそういった中から縄張り争い、親子喧嘩などヤマセミが争い闘う際の面白い生態のほんの一部をチラ見でご紹介。

カワセミの場合の闘いは支流部の浅い川で発生する事が多い。

一方のヤマセミは、ある程度しっかりとした広い川の中央部での戦いが多い。

必ずどちらも川中の岩を中心に展開されることが殆ど。


決して再会を喜び合っているのではない、瞬間を切り取ると面白い。

上のカットの次がこれだ、観ていてこれほど面白いものはない。