先週の奥日光戦場ヶ原ツアーの4種目はウグイス。10日前に公開したネット上の写真集サイトPHOTOPRESSOの「明治神宮 100年の杜 野鳥」でも一見開きで紹介したが、ウグイスは通年で日本中の殆どの所で観察できる。
PHOTOPRESSOの「明治神宮 100年の杜 野鳥」より。
それにしても標高1400mの高山湿原「戦場ヶ原」にまでいて囀っている事が筆者的には意外だった。しかし思い返せば、実は2010年頃から休暇村日光湯元付近で5月の連休後にウグイスが数羽囀り競争をしているのに遭遇したことがあったのだ、すっかり忘れていた。湯元の宿泊施設街のヤブだったが、湯川沿いの自然研究路の木道で啼いているのに出遭ったのは初めてだった。
木道脇の笹藪は結構まばらで、その中を移動するウグイスは丸見えで後を追いやすかった。そのうち明るみに出てくるだろうと思い待っていたら、案の定期待に応えてくれた。
一瞬目が合ったが、全然気にするそぶりは見えなかった。
普段は藪の中でチョロチョロするので非常に撮影が難しい野鳥の一つなのだが、繁殖期は必死に縄張りを主張するので、こうして撮影できるようになるのだ。