2020年7月13日月曜日

昨日、東京では絶滅と言われているテングチョウに遭遇。 Yesterday, I encountered the Nettle-tree Butterfly, which is said to be extinct in Tokyo.

 首都東京で新型コロナウイルス感染者が4日続けて200名を超えた。関西の兵庫県の老知事・井戸敏三(74歳)が「諸悪の根源は東京!」と言って物議を起こし慌てて言い訳したが、言ってしまった本音は二度と消えない。元々問題発言の多い老知事だもの、また言うに違いない。

 知事が公のメディアでこういう発言をするのだから、全国の地方に在住の一般の人々は大人から子供に至るまで心の中では皆そう思っているに決まっている。そのすべての原因は東京の夜の飲み屋街における酒飲みの若者~中年の行動だ。

 私見だが、筆者は「非常事態宣言」の発令方法と、その終了方法に大きな問題があったのではないだろうかと思っている。発令時はまじめな国民全員が「相互監視社会」で冷戦時の東側国家の様に徹底してコロナ感染を防御した。マスクをしない人は電車の中はもちろん、ジョギングしていても指さし白い目で見られた。無知なおばさん連中には「やーねぇあの人」と集団で指摘された。
https://bizspa.jp/post-330351/?cx_testId=3&cx_testVariant=cx_1&cx_artPos=1#cxrecs_s

 都心に用事で出かけた日には、詳細も訊かずに「何故、出るかなー?」などと遥か田舎在住知人から非難されたりした。日本の国民全員が一丸となって、「一億総コロナ撲滅団」となって結束した。

 しかし、「非常事態宣言」が解除された段階では「もうこれですべてが安全・安心になったんだ!」と勘違いし、決めつけ、そう思い、免罪符として羽目を外す者が続出した。

 まず真っ先に飲み屋やカラオケ屋、夜の風俗系店舗が営業を開始した。繁華街・夜の街の感染源が全開で始まったという事なのだろう。普通の一般社会、街中や電車内でもマスクをしない人間が目に見えて増えた。もう非常事態宣言が解除になったので注意されても開き直られてしまうというように状況が変わった。

 地震にも震度(1~6強・弱・7までの10段階)、マグニチュード(1~8段階)などの段階があるように、コロナウイルス対策にも段階・級・クラスでそのレベルを全国民に知らしめ充分に認知させるべきだろうと思う。今の為政者たちにはそれが管理しきれないからスイッチのオン・オフ的な「宣言の発令・解除」しかできないのだ。混乱を招いているのは間違いなく日本の政府・内閣、都庁だろう。

 物理的に開けっこないことは明確なのに、未だに来年延期の東京オリンピックをやる姿勢を見せている老害実行委員長や政府。もう国民の心の中ではとうの昔に過去の遺物なのに。老いたタヌキ顔の猫の首に鈴をつけられる者はいないのか?
 まるで今年の甲子園全国高校野球大会が中止と聞いて涙を流した高校球児の様だ、何故スポーツ界の人種は先を読めないのだろう?精神力で何かできると思ってしまうのだろう?まさか神風が吹くなどと太平洋戦争時のカビの生えた精神が未だに生きてでもいるのだろうか?そういう人種はもう絶滅種として社会の実務第一線からは隠居してほしい。

 という事で、週明け今朝のこのブログは東京都では絶滅したとウイキペディアに出ていたテングチョウという小型のきれいな蝶の話。

 テングチョウ=https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%81%E3%83%A7%E3%82%A6

 これが、先日恵比寿のガーデンプレイスの敷地のきれいなペーブメントの上を飛んでいた。敷石タイルの隙間に管を差し込んで水を吸っている様だった。

 筆者はこの蝶を北九州の足立山、霧ヶ峰の八島湿原などで沢山遭遇撮影してよく知っていた。中学校時代の生物部で一緒だった昆虫博士杉山君に教えてもらって学んだ。

 カラフルなタテハチョウの一種の様だが、一時は独立主としてテングチョウ科を単独で形成していたが現在はタテハチョウ亜科となっている様だ。(=ウイキペディア)

 で、このウイキペディアの終わりの方に東京都では絶滅と出ていたので、その杉山博士にメールして訊いたところ、都下郊外の緑地帯や都心の広大緑地では見かけるとの事。ウイキペディアも結構いい加減な所があるようだ。

 
頭の先が他の蝶より突起が長いのでテングの名がついた。

確かにヒメアカタテハ、アカタテハにも一見似ている。




コンデジで高速連写して撮影。結構素早い飛び方をする。