2020年2月13日木曜日

団塊世代は上野寛永寺の牡丹園で冬牡丹の花撮影練習に励んでみた。The baby boomers tried to practice winter peony flower photography at the Peony Garden in Ueno Kan'ei-ji Temple.

 自分が数日前インフルエンザを体験したから言う訳ではないが、横浜港外に停泊している大型クルーズ船の検疫官がイージーな防疫態勢で保菌者を含む船客に対応したため、自宅や職場で日常生活を数日間過ごした後感染していたことが判った・・・などというとんでもないニュースが流れている。
 これって、感染が発覚するまでの数日間にこの検疫官が動き回った自宅~職場~交通機関・車内の手すり・吊り輪~盛り場の店舗・コンビニ・あらゆるドアのドアノブなどから無限大に細菌・ウイルスを拡散してしまった訳だ。すでに水際は破られてしまったと思って良い。取り返しがつかない。

 米国を始め海外での未知の病原菌蔓延時の係員の宇宙服のような完全防備の衣服対応を、映画やCNNで見ているだけに、今回の検疫官のマスクと手袋だけでのイージーな対応に呆れると共に強い怒りを感じざるを得ない。

 どれだけ人類に害を与えるか判らない未知の病原菌がウヨウヨ浮遊しているからこそ、大型クルーズ船の船内は人類にとっての宇宙や深海と同じと想定するのが当たり前なのだろう?これが日本の防疫担当者や機関には判っていないのだろうか?

 本来であれば台風接近時のようにTV放送画面の左と下を「新型コロナウイルス情報スペース」として最新情報を色々なジャンルで報道すべきなのではないだろうか?

 もう水際で食い止めるのは失敗したのだから、いずれ近いうち日本国内で猛烈に感染者が広がることは間違いないだろう?この先はリアルタイムでの情報告知・拡散と防御方法教育啓蒙・イベントや施設の中止・閉鎖情報の告知などが大変重要になろう。
 全チャンネルとは言わない、NHK・Eテレ(東京3チャンネル)や民放でも病院・薬・サプリ関係の企業を共同スポンサーとして募集し運営できないだろうか?TV局ももっと知恵を使ってほしい。

 筆者が3日前自宅でインフルエンザを発症した際は、自分の部屋への家族の入室を禁じ、2階のトイレは筆者以外使用禁止。発症前に覚えがある限り触った家中へのアルコール拭き消毒を徹底した。それ以後トイレ以外30時間食事もとらず寝たきりだったが、筆者は解熱後常時マスク使用+キッチン手袋装着で食事時などにのみ階下の共有スペースを使用した。

 一民間人ですら「人に移る」という事を想定して徹底的に防御しようとするのに、我が国のこういう事態時の「初動の遅さ、最悪事態を考えない考え方の甘さ」に合わせて「出来ない事への言い訳、過去事例にのみ従った対応」だらけで全然信頼できない。

 全く新しい性格・繁殖力の未知の病原体に対して、「過去の事例・判例」だけで対応しようとする無知蒙昧・無能な行政役人・関係者たち、毎日呆れながら情報を見ている。

 もう少しして状況が変わったら、またブログで特集してみたい。

・・・という訳で、今日は珍しく「花」を撮る練習に上野寛永寺の牡丹園へ入ってみた。筆者は花を撮ることは滅多にない。勿論野鳥が留まって居れば別だ、2日ほど前の早咲き桜に群がるワカケホンセイインコがその実例の一つだ。勿論その時も今回もコンデジだ。

 どう考えても、1960年代の高価で立派な銀塩一眼レフと同等以上の単純機能を持つ今のコンデジは凄いのだ。コンデジだからいい写真は無理だろうという考えは早く捨てた方が良い。

牡丹園入り口、大人七百円也。

園内は百鉢以上のこも被り冬牡丹!満開






まあ、花には色々なアプローチの方法もあるだろうが、多分奥が深いのだろう。しかしどうも花単体では限界があるように思えた自主授業だった。