2017年4月29日土曜日

繁殖期のモズは非常に仲が良いのだ。 The shrike of a breeding season is very close.

 我が国において一番小型の猛禽類モズの繁殖期は、思いのほか仲睦まじい。普段観られないシーンを見られてちょっと感動もの。並ぶとオスとメスの差が良く判る。

 二本の木を行ったり来たりしながらだんだん一緒にいる時間が長くなっている様な気がした。そのうち交尾をするのではないかと期待したがこの日は揃って飛んで行ってしまった。しかしそれでも20分近くこの場所に居た。こちらは車の中からじっと狙っていたが、翌日は現れず空振り。ヤマセミと異なっていつ何処に出没するか判らないのが繁殖期のモズの難点か?

 大体において、モズをつがいで同時にこれほどの傍で二羽並んでいる所を観た事がこの時までなかった。その意味からすれば今回の画像は最初で最後かもしれない。
最初は何かの木の実の様に見えた。

揃ってこちらを注視していたが、さほど警戒はしていなかった。

白髪岳を背景に錦町の高原(たかんばる)で


リラックスして耳かき等していた。顔が気持ちよさそうで笑える。

離れても・・・。

すぐにまた一緒になっていた。これの繰り返し。