2017年4月16日日曜日

武蔵野・野川で春の花鳥シリーズ その3.Flowers and birds series 3 spring in Musashino, Nogawa.

 今年の春は長い様だ。全国で一番最初に桜のソメイヨシノが開花した東京のその桜がまだ多少残っている。一番南のはずの鹿児島でソメイヨシノが2日前にやっと満開になったという。それに驚いていたらいつも通っている熊本の人吉の昨日の最高気温が28℃だという。今年の春の気候は何かがおかしいのだろうが、この数年毎回そんなことを感じているような気もする。

 そんな中、ここ1週間こまめに野川流域、野川自然観察園、野川公園、武蔵野公園を朝夕回ってみた。ずーっと下流の多摩川との合流地点でクイナを撮影したが、主に野川公園付近はシジュウカラ、アトリ、シメ、ウグイスといった春先に活発に動き回る野鳥中心に花、主に桜とのコラボレーション画像をまとめてみた。

 基本的には国内で一番最初にソメイヨシノが花開いた東京なので、この手をご紹介できるのは一番早いはず、画像的にも今後全国でどんどん似たようなシーンを撮影できるという事だろう。

 今まで桜というとその蜜を吸うメジロ、花芯を食べるヒヨドリは知っていたが、撮影した画像を見る限り、花芯を食べるのはシメもシジュウカラも同じ、花びらを食べるのはシメも同様らしいことを今回知った。

 野川沿いを散策する方々の目の前でカワセミが忙しなく採餌する。のどかながら真冬に比べてすべてが動き出した大都会のオアシス、武蔵野の野川風情をお楽しみいただけると嬉しい。

割に派手なアトリも桜に良く似合う。初めて視たコラボレーションだ。


怖い顔してお花見中のシメ。

おっかない顔で首を傾げられるとちょっと不気味?

ピチッ、ピチッと鳥とは思えない鳴き声で目立たないが、慣れるとすぐ判る。

ツーピーツーピ―ツーピーと鳴き続けるシジュウカラは春のお約束だ。

公園内遊歩道脇の桜の木の洞に営巣中のシジュウカラ

人々が行きかう中、人の動きを見ては巣に餌を運んでいた。