2017年4月21日金曜日

人吉で最近話題の「Kura倉Cafe」で、ついに写真集「人吉市の山翡翠」を販売させて頂くことになった。

 人吉の丘の上、古都人吉と球磨川を二方向眺めることが出来る素晴らしい環境に建つテラコッタの屋根を葺いた南欧風のガーデンカフェ「Kura倉Cafe」。
 筆者が人吉へ赴き、ヤマセミの観察・撮影を行う時は必ず一日に一度以上ここを訪れリラックスすることにしている。

 ここを流れる時間は、全ての雑念と束縛から解放してくれる、まさに心と体をリセットしてくれる何かを持っているので一度知ってしまうと病みつきになる場所。

 最近は週末休日はもちろん、平日でも天気が良ければランチタイムは予約を取って置かないと行ってもすぐには入れないようだ。ガーデン・テラスの席も在るのでこれからのシーズン晴れていれば屋外の方がお勧め。

 ここのデザイン・設計は全て、施工も一部はオーナーの山本英一氏自ら行ったもの。全国でもベストの部類に入る高級老舗旅館「たから湯」のオーナーでもある彼は筆者と同じ1948年生まれの団塊世代だ。実務力と人脈の広さは同じ団塊世代の一人として、とても敵わない。

 この3月にヤマセミが人吉市の鳥に制定された原動力の一人でもある彼は、自然と野生の生き物を非常に大切にしている。それはこの丘の上のKura倉Cafeの設計思想に見事に反映されている。人吉に行くなら必見の場所だ。
大人が集える東京にはない至福の場所。左からオーナー山本氏、真ん中筆者、右はあの皇室御用達焼酎「鳥飼」鳥飼酒造オーナー鳥飼氏。3人とも団塊世代の同い年だ。
特に夕方の光の中でのガーデンテラスの食事が素晴らしい。

空気が綺麗な人吉の夕焼けはいつでも光が美しい。

荒井由実が山手のドルフィンでソーダ水越しに京浜工業地帯の石油コンビナートなど観ないで、このCafe倉でソーダ水越しに球磨川と人吉の町を見下ろして曲を作ったら、間違いなくもっと良い曲に成ったろう。
此処はファンが多いのであちこちで取りあげられる。綺麗に撮った写真は是非そちらでご覧頂きたい。このブログでは気取った写真は撮らず、雑誌の取材の様に具体的な説明写真にてご紹介。
食材も勿論素晴らしいがその演出が嬉しい。勿論器も・・・。

ランチを摂って、撮影に出て、またスウィーツを頂きに戻る。これが最高。

で、ついに此処Kura倉Cafeで筆者の写真集「人吉市の山翡翠」を置いて頂ける事に成ったので今日のブログはそのご案内。

 これで、東京では神田小川町のホビーズワールドさん、地元人吉では此処Kura倉Cafeのみで販売させて頂く事になった。在庫も残り少なくなってきたのでお早めに・・・。

皆様からリクエストの多い前作の「川辺川・球磨川流域の山翡翠」も最後の30冊が偶然出て来たので、販売を予定することにしたが、こちらの販売場所や販売方法は未定。詳細はこの連休後になると思われる。

 場合によってはKura倉Cafeで「人吉市の山翡翠」と一緒に販売する事に成るかもしれない。2013年度日本自費出版文化大賞で入選を頂いた。
2013年発行無償配布したB5フルカラー148ページ、販売予定価格¥1,500
内容は今回の「人吉市の山翡翠」より生態学に近い内容、獲物をトビに横取りされてしまう一部始終や繁殖前のメスからの求愛行動など。

ヤマセミは何を食べているのかなど獲物の図鑑も掲載。
獲物の図鑑 その2.

同時に5ファミリーの繁殖スケジュールを観察したデータなど。