2016年3月14日月曜日

佐賀県東与賀干潟・別名大授搦のミヤコドリ. This is Eurasian Oystercatcher of Higashi-yoka tideland called Daijugarami.

 あの八代の金剛干拓で出遭ったたった一羽のミヤコドリを思い出してしまったが、東与賀干潟で5~6羽のミヤコドリに出遭えた。最初は56羽だとばっかり思っていたら、いつの間にか6羽になったり7羽になったり、妙な状況が続いた。いったん飛び去ったかと思うとまた前の場所に居たりして、神出鬼没という感じだった。

 少しの間寝ていたが、長続きしないようだ。しかし寝たふりをしているだけなのは、目がらんらんと開いている事からも容易に想像できた。北野武がやった座頭市でつぶった瞼の上に、いかにも開いているような眼を描いて相手をビビらせる場面があったが、それとは違うようだ。

 ツクシガモはご存知の通り白ベースのカラフルなカモだし、クロツラヘラサギは大きくてスプーンのようなくちばしが目立つ。おまけに首を左右に振りながら隊列を組んで進むので目立つ事この上ない。ダイシャクシギはその独特のくちばしで自己主張しているし、シギ・チドリは大群でウンカのような塊の飛翔で感動をくれた。

 東与賀干潟はまさに野鳥の動く図鑑ってところだろうか?大いに勉強させていただいた。







こうしてつかの間のミヤコドリとの再会は終了した。明日はその他の水鳥を予定。