2016年3月15日火曜日

佐賀県東与賀干潟・別名大授搦の野鳥たち. These are many kind of wild-birds of Higashi-yoka tideland called Daijugarami.

 佐賀県東与賀干潟・別名大授搦の野鳥たちのシリーズは今日で終わり。思いのほか数々の野鳥に出遭えて大きな収穫を得ることが出来た。最初に行った時に、地元の方らしい方々に初めて来たので何も判らないので、ここでのルールや決まり事を教えてほしいと聞くと「そんなもん、ありゃせん!」と笑って答えてくれて、心行くまで堪能されて下さいと、いろいろ観方のコツを教えてくださった。

 全国には、その場所独特のルールが在ったり、主のような人がいたりして、ふらっと訪れたよそ者に厳しい場所も多いようだ。北関東あたりでは地元が偉く、フリーの訪問者に対して排他的な場所もある、県外から、更には県内でも他地区の観察者を特別視する気風は九州圏内にも一部そういう場所があるようだ。ここ佐賀の東与賀干潟は全然違った。行こうと思われる方は安心してよいと思う。

 旅を兼ねて色々な場所を訪ねているが、日本も色々な場所や県民性ががあるもんだとつくづく感じた今回であった。

ソリハシシギだと思ったら、足が灰青色なのでアオアシシギらしいと現場・地元の方に教わった。

ヒドリガモもこういう環境下ではいつも見る姿と異なって見えるから不思議だ。

大きなうねりを見せてくれるシギ・チドリは混成群で飛んでいるようだ。

ツクシガモは一番わかりやすい。

お互いの距離は先天的・本能的に整えるのだろう。

ツクシガモが大挙移動しても、クロツラヘラサギたちは全然動じない。

関東地方ではまずお目にかかることが少ないズグロカモメ。

ユリカモメに似ているが、くちばしが短く赤くない、脚も赤くない。しかし干潟の泥で足が黒いのかもしれない。

夏になると頭部が黒くなるのはユリカモメと一緒。

最後にやっとダイシャクシギではなくホウロクシギらしき個体が餌を咥えて行った。主翼の裏が白くなくゴマダレ色なのでそうかもしれないとアップしてみた。確証はない。

海鳥に疎い筆者なので、地元で毎週観察されている方々に聴いた