有明海沿岸で出遭った初見の野鳥等。 I met for the first time of wild birds in the Ariake Sea coast .

 ツリスガラに出会えて以来、初めて視る野鳥に次々と出遭う事が出来た。これも地元の事情通の方々数名の応援、お誘い在っての賜物。１日で３種類以上も初見の野鳥が居るって事はそれだけ自分が色々な野鳥にまだ出遭えて居ないということの裏返し。しかし、自分的には珍しい野鳥も勿論嬉しいが、それぞれ個性が豊かな野鳥達の生態、行動がたまらなく魅力的に感ずる。

　このブログは決して野鳥図鑑だったり、野鳥を綺麗に撮影した画像を自慢するものではない事は何度も繰り返し述べている通りだが、さすがに今日のような猛禽類が同じ鳥類を引っさげて飛んでいく場面は自然界の厳しさを感じざるを得ない。

　有明海沿岸域で車の中からゆっくり探鳥中、逆光の中を妙な状況の野鳥がシルエットで飛んでいくのが見えた。思わずエンジンを切って助手席越しに数カット連射してみたら、ハヤブサがヒヨドリもしくはツグミをしっかり抱えて飛んでいく場面で驚いてしまった。偶然の遭遇、偶然の撮影とはいえ、やはり何でも瞬時に反応してカメラを構える癖が身に付いて来た様で嬉しい。成果があればなおさらの事。

　今日の画像はそのハヤブサの狩と、初めて視たホシムクドリの画像。

逆光で色が出ない上、ピンも来ていないが状況証拠の画像と思って欲しい。結構大きな個体。

頼んでもこういう場面にはなかなか出遭えないのだが、人吉のチョウゲンボウに続いて猛禽類の狩の成果・凱旋場面は二度目という事に成る。

ゲットした餌は決してカラ系などの小さな野鳥ではないようだ。いつか狩の瞬間を撮影してみたい。

こちらホシムクドリ、写真の撮れ方のせいか、多少光沢があるようにも見えた。なんとなく黒と暗い緑色が混じっているような気がした。１０羽ほどの群れで居た。

くちばしが黄色い個体もいた。

正月に近所で撮ったヒヨドリやツグミの様な飛び方だった。