2013年9月11日水曜日

I saw the courtship display action of the narcissus flycatcher. 初めてキビタキの求愛行動ディスプレイを視たうえ撮影できた。

 
When I walked along the River Yugawa early in the morning, I found small yellow wild bird moving. That was a narcissus flycatcher in a courtship display. That scene was the first time for me.

 朝露と朝霧の戦場ヶ原自然研究路を熊に注意しながら30分ほど進んで、アオジの幼鳥を撮影して戻る途中、右の湯川沿いの樹木の合間に黄色い色が飛び交っているのが見えた。その直前逆側の樹林帯でアカゲラを撮影していた直後だった為小さいターゲットはなかなか焦点が合わなかった。黄色い色はキビタキそのものだった。

 良く視ると何度も同じ場所に必ず戻ってきているのに気が付いた。春先のキビタキは同じ所にはなかなか戻らない。初めて視る行動なので何だろうと観察を続けたら右の方に茶色い似たような大きさの野鳥が見えた。そこで初めてそれがキビタキのメスでオスがディスプレイしているのだと気が付いた次第。

 NHK特集で踊りを踊るフウチョウ類の画像を何度も見た事はあるが、キビタキのそれは初めてだった。背中の黄色い部分を異常に持ち上げてアピールしている様や、尾羽を持ち上げてそっくり返って気を引く姿がいじらしかった。その間メスは全然動かない。上の枝、下の枝に移動しながらアピールする様を40カットほど撮影できたのは非常にラッキーだった。

Male of the narcissus flycatcher flying around female.
キビタキのオスは最初メスの周りをぐるぐる飛び回っていた。

Male of the Narcissus flycatcher cries from a lower branch.
一段下の枝でまずは鳴いて気を引こうとする。 
 
次に同じ枝に移り背中の黄色い部分を持ち上げてアピール中。
 
最後には尾羽を上げて弓ぞりになってアピールしていた。
 
明日は湯川に居付いてしまったオシドリの幼鳥