霧多布湿原は東西9~10km南北4~5kmの広大な湿原だ。この辺りの住民は車が無ければ生きていけない。この出張の時に泊まった海岸沿いのペンションから5km離れた丘の上の霧多布湿原センターまで歩いて行ったら1時間20分掛かった。途中で警察の車と一般の人の車に二度ほど「大丈夫か?」と声を掛けられた。センターに着いて話をしたら「春先はヒグマが出る事も・・・」と言われてビビったのを覚えている。此処には標高1000m位の山岳に居る野鳥が結構いた。気温が低く霧が多くて湿度が高いのが理由なのか?
Japanese marsh tit is one of the most popular bird in Kiritappu.
パッと見コガラだと思うが、北海道にはほとんど同じ形のハシブトガラという名の固有種が居るとの事。野鳥学者でも写真を視ただけでは判らず2者を手に取って比較しないと判らないというからここではコガラとしておく。スズメとニュウナイスズメほどの差も無いから、この写真だけでどちらだと論戦しても意味がない。
Black-faced bunting/ortolan is very ordinarily bird all over Japan in winter time.
アオジという野鳥は基本的には藪の中で生活する、ウグイスと同じような生態だ。春先に樹上で囀るのまで似ている。オスは濃い深緑色の頭が特徴で好きな野鳥の一つだ。
Long-tailed Rosefinch is also representative bird of winter season.
ベニマシコは寒い所に行けばいくほど赤みが増すような気がする。特に冬の枯れ木の中に居ると非常に綺麗に見える野鳥。信州霧ケ峰八島湿原で晩秋に5mの所まで近寄ってきたことが有る。その他軽井沢、八ヶ岳高原などで良く見かける。
Brown-headed thrush is same group of pale thrush, also winter birds.
アカハラはシロハラと同じで関東には沢山居るが、九州ではあまりお目に掛からない。九州はシロハラがやたら多い。全然関係ない話だが、その昔60年代にアメリカのテレビ番組「0011ナポレオンソロ」のUNCLEの敵の集団が「スラッシュ」という名前でその時ツグミという鳥の名前と知った。カラス、ハト、スズメ、ツバメの次に覚えた野鳥の名だった。