■一日に4つの河川でヤマセミに出遭う奇跡!
先週6月19日は人吉で朝郊外の胸川と球磨川本流で、昼前10時半に氷川の立神峡、午後には川辺川でそれぞれヤマセミに遭遇、証拠画像を抑えた。リクエストに応えて掲載する事にした。胸川と氷川流域での撮影は初めてだった。九州南部はヤマセミが多く生息すると言われているが、水量が豊富で綺麗な河川が他の地域に比べて多いというのがその理由であることは間違いない。峠を越えて宮崎県側に入っても山間の渓流に沿った道を車で下ると必ず鳴き声が聞こえてくる。もっとも午前中早い時間に限るが。
早朝、胸川の上流域を行く♀民家の屋根に留まっていたのが窓から顔を出した途端あっという間に飛び去った直後の画像。球磨川本流とは比較できないほど警戒心が強い。
球磨川左岸へ流れ込む支流胸川はほぼ全域岩の川床の為、多少の雨では濁らない。川辺川も昔はこれと同じ環境であったそうだ。
こちらは八代市東陽町の氷川・立神峡のヤマセミ♂、川辺川の様に竹林が多いのが特徴。川幅は40m程しかなく、車の中からの撮影しか出来ないだろう。
川の真ん中で旋回した♀。上の画像とつがいと判断した。胸川ほどではないが球磨川本流の個体より警戒心は強いかもしれない。しかし立神峡は一応観光地なので、ヤマセミの方も観光客に慣れていれば意外に撮影しやすいかも。
球磨川本流と川辺川の画像は新たにGALLERYに今回第6次撮影行と称しての成果特集をアップしたのでそちらを観ていただければと思う。