2019年6月6日木曜日

ヤマセミの巣立った幼鳥2週間目はわんぱく盛り? After two weeks leaving the nest the crested kingfisher is so innocent.

 まだ今年のヤマセミ達の幼鳥教育情報は、一部を除いて人吉市など球磨川流域から届いていないようだが、始まるとやたら早朝からうるさい鳴き声で、近隣の住民の方々は「またこの季節か!」と思う事だろう。

 7年前、ちょうどこの時期に土手で作業している土木工事の方にヤマセミの姿を視なかったか?と訊いた事があった。ヤマセミなどという鳥は知らないだろうと思ったら、「あー、あん白くてせからしか鳥だろう?昨日もっと上流に居ったバイ!」と教わった事があった。

 それほど繁殖期には鳴き声の印象が強いのだろう。最初の内は幼鳥は一塊になって親の給餌を順番に待つのだが、日に日に行動範囲を伸ばしていき、1週間もすると川幅150mの球磨川を渡り、対岸の人間の居住地区の方へ遠征してくるようになる。

 実はヤマセミに接近できるのが唯一この時期なのだ。普段はどんなに近づいても60mの距離で逃げてしまうヤマセミ(人吉市に限る=普通は120m程でも逃げる)だが、我が子を危険から守るため、あるいはスパルタ教育の為夢中で、其処に人間が居ようが居まいが、飛び回る。

 これに暫く慣れると、親鳥が今何をしようとしているのか予測してヤマセミの生態を撮影出来る事がある。

 今日のヤマセミは、そういった巣立ち後二週間ほどの幼鳥の生態。
対岸へ幼鳥を連れて来た母親(左端)

あらっ?三番目がまだ来ない、どこ行った?…と言ったか否か。

遅れてやってきた三番めの幼鳥。

もう怒る母親はタイヘン!

自然界の生き物は例外なく石原慎太郎も真っ青なスパルタ教育なのだ。

ビビる幼鳥を前に「あらっ?さっきの二羽は?」

幼鳥はじっとしていない。とっくに人間が通る土手の手すりに・・・。


何かを叫んで大騒ぎの幼鳥。

こうして幼鳥教育は佳境に入るのだが・・・。


2019年6月5日水曜日

再びツバメに可能な限り接近して観察してみよう! Let us observe ecology of the swallow with as close as possible to them again.

 今週末には関東地方も梅雨入りの宣言が成されると思われる。昨日なども大して気温は高くないのに、歩くだけで汗が噴き出るほど湿度が高かった。
 体調を崩してここ数日寝込んでいる友達も数名いるようだ。幼少期を灼熱の太陽の元、南九州で過ごした団塊世代も暑さにだけは弱い様だ。

 ツバメが低い所を回遊すると雨になると良く昔から言われているが、雨だから低く飛ぶ方が正しいのではないだろうか?雨だと餌になる羽虫が雨滴のお陰で高く飛べない上、雨水に叩き落されて地面に落ちるので、地上すれすれにツバメが飛ぶとみているが如何だろう?

 ヤマセミの追い写しの訓練の為、球磨川の土手で良く飛んでいるツバメやイワツバメを追い写している事はこのブログで幾度も御紹介している。其れも300mm程度の望遠を手持ちで追いかけるのだから、腕の筋力や動体視力の良い訓練になる。

 ここ数日、近所で営巣中のムクドリを観察していたが、ついに昨日巣立ったことは昨日のこのブログでご紹介した。詳細レポートはもう少々時間がかかるが、それと並行してツバメも営巣繁殖していたのだ。

 ただツバメの場合はあまりに一般的だし、小・中学生の観察日記の対象なので昔ほどは気にしていなかった。どうやらほぼ時を同じくしてツバメもご近所で巣立った様だ。盛んに電線上で親の給餌を待っている。

 今日はそんなツバメのご紹介。営巣材料を運ぶ姿などもご紹介。

昨日巣立ったムクドリの営巣地ていた家屋の30mも離れていない電線でツバメの幼鳥が並んで親の給餌待ちをしていた。




高速連写はこういう場合意味があるのか否か判らないが・・・。

此処からは営巣時に巣造り建材を運ぶツバメの様子。


球磨川土手からの撮影。
 



球磨川支流部の田んぼの傍での撮影。

いすれにせよ、どこもかしこも今は野鳥の繁殖期。カラスも繁殖中だ。是非カラスの留まっている電線や樹木の下を通る時は気を付けよう。

2019年6月4日火曜日

三鷹・武蔵野の住宅街で雨戸の戸袋からムクドリ巣立ち! The White-cheeked Starling nestled in a residential area in Mitaka and Musashino !

 此処3週間の間、毎朝5時からと夕方5時に愛犬の散歩で30分程筆者宅周辺を巡回し、民家の雨戸戸袋に営巣しているムクドリを観察し続けて来た。朝はほとんど毎日だが、夕方は2日に一度。それ以外も都心へ出る際は行きも帰りもその営巣場所の前を通るように心がけて来た。

 外出時はいつもコンパクトデジタルカメラを持ち歩くので、何かあればそれで営巣記録を撮影してきた。

 それが、今朝5時に隣の大学キャンパス内から聴こえるカッコウの声を後ろに、いつもの通り巡回したら親鳥が糞を咥えて捨てに出た直後、ヒナが戸袋から顔を出したのを見つけた!

 ヒナが巣穴から顔を出したら巣立ちは近い。これはヤマセミもシジュウカラも一緒だった。この経験が役に立つ日が来た。
 即、自宅に戻り犬の世話もそこそこに、いつものコンデジをCanon EOS 5DMarkⅢに持ち替えて、バッテリー残量を確認し、再度営巣場所に取って返した。

 詳細は都心から戻って全画像チェックの後精査するとして、取りあえずは三羽巣立った瞬間の画像をお届けしたい。
 必ず、親鳥が見守り巣立った幼鳥と一緒に少し離れた場所まで飛んでくのだが、シジュウカラなどとは違いヒナのか弱さは全然感じられない力強い巣立ちだった。
巣立ちに気が付いたのは、まず親鳥が巣の糞や廃物を咥えて飛んで出た直後の様子からだった。

出て行った親を追いかけるようにヒナが顔を出して鳴いたのだ。

そのままヒナが顔を出して親を追う姿を上から見守る親鳥。

2分程躊躇して、午前6時5分に最初のヒナが巣立った。親がすぐエスコートして飛んで行った。

巣立ったヒナの拡大画像。

必ず親が前を飛び誘導する。何処へ行くか判らないシジュウカラの場合とは随分違う。

5分すると、出たばかりの最初のヒナが巣へ戻り二番目のヒナを呼んだ。

二番目のヒナは6時12分に巣立って行った。詳細は次回以降で!


2019年6月3日月曜日

カルガモの親子は何処でも同じだろうか? Are the parents and children of the Eastern spot-billed duck same everywhere?

 カルガモの親子と言えば、水鳥の中で一番人間社会に溶け込んだ種類ではないだろうか? その昔、1984年以降数年間にわたり、東京の大手町にある三井物産本社ビルの池から皇居のお堀へ引っ越すカルガモの親子が話題になり、メディアが全国報道したことをきっかけに、アマチュアカメラマンや野次馬が集まり大騒ぎに成った事がある。
 交通量の多い内堀通りを通行止めにして警察官の誘導の元一列で整然と6車線の道路を横切る姿はその後15年に渡って季節の風物詩となった。現在は三井物産の池が一時無くなったので、一旦お引越しは中断しているが2020年以降再建予定なので復活する可能性は残って居る。
朝日新聞「今日のタイムトラベル」より

 海外でもカルガモかどうかは判らないが、カモの親子の道路横断などでのトラブルを人間が救助・補助する姿がSNSやYoutube映像で報じられている。
 助けてもらうと人間に慣れ、恩を忘れずお土産を持って来るフクロウなどと共に人間に非常に近い野鳥と言って良いだろう。

 筆者の自宅近所の野川でも毎年幾つかのファミリーを観察しているし、子連れのカルガモを幾度も撮影している。
 同時にヤマセミの観察で毎年数度訪れる球磨川流域の人吉球磨エリアにおいても、幾度も目の前をこのカルガモの親子を撮影出来ている。今日は球磨川支流部でのカルガモファミリーをご紹介。 
ワンド(湾処)のような場所でゆったりと寛ぐカルガモの親子。




何かに驚いて急に飛び立つ母親!

しかし子鴨たちは固まって動かない。

直ぐに戻った親にくっついて行進開始。

水量の多い球磨川水系で堂々とど真ん中を行く別の親子。トビやノスリ、ミサゴやオオタカ、ハヤブサが多いエリアでこういう行動は首をかしげたくなるが、母は強いのだろう。

2019年6月2日日曜日

団塊世代は最近マスコミの嫌らしさが鼻に付く! The baby boom generation has recently feel the disgust to the mass media!

 週末はいつもの野鳥撮影愛好者の方々は、フィールドに出てご自分で野鳥を観察、撮影されるのでこのYAMASEMI WEBブログをご覧頂く時間もなく、撮影・画像チェックで一日が終わるだろうと思う。

 筆者なども近所の野川流域で終日野鳥観察した日など、就寝時間も忘れて液晶画面にくぎ付けに成ってしまう事しきりだ。
 これが、九州へ遠征し人吉市合宿をしてヤマセミの生態観察をするときなどは、朝5時起き(東京より40分日の出が遅いのでまだ楽)で日没前夕方7時30分までフィールドに出ずっぱりで、最近は30分ほどの昼寝でもしない限り終日は体力電池が持たなくなってきている。そういう期間は他人のブログなど、とてもではないが観る時間がない。

 だから4年程前から週末土日は「団塊世代のヤマセミ狂い外伝」や「団塊世代の愚痴こぼし」等の勝手な情報発信をする事にしている。お陰様で広告代理店に30年以上勤務した経験上、ネタには困らない。息のある限り頑固爺の「???」を沢山発信していきたいので、今後も是非よろしくお願いいたしたい。

 ・・・という訳で、今日・日曜日は最近のマスコミ取材・報道の「異常さ」についての愚痴こぼし。

 最近の新聞・TVなど既存の媒体はSNS始めインターネット経由の情報に完全にお株を取られ、「報道」という意味からすると「二次報道」の役割しか果たせない「格落ち」状態に陥っていると言って良いと思う。

 雑誌に至っては、その存在意味が極端に薄れ、絶滅危惧媒体に成りつつある。何と週刊誌に至っては今や一冊420円!という価格だ。一冊60円の時代から平凡パンチ中心に雑誌を読んだ団塊世代、今何を思うだろう?
 週刊誌は5年後には殆ど無くなっている媒体かもしれない。有名人のゴシップネタで「文春砲」などが唯一の生き甲斐と言われている「週刊文春」が無くなる日もそう遠くない。

 TVに至ってはバイトテロだの、海外の交通事故・衝撃映像だの、動物の驚異的画像だのSNS、Youtubeなどからの流用情報で番組が始まる事が最近非常に多くなっている。

 毎日、PCやスマホで世界の情報を得ている人々は、「何だよ?TV媒体っていつからネットのフォローメディアに成り下がったんだ?」と思っているに違いない。広告CMでズタズタにされるバラエティ情報番組やワイドニュース番組の冒頭がこの手のネット情報では、わざわざコマーシャルに付き合って観なければいけない、ストレスのたまる媒体として先が無いように思えるが如何だろう?

 そんな中、TVの報道時に気になる「嫌らしさ」を幾つか・・・。まずその最初が「誇大報道、誇大演出」
 これは何かというと、気温が上がりまだ5月というのに夏日だ、猛暑日だ!と騒ぐ報道の証拠映像として流す「陽炎・かげろう」の演出撮影。

 気温15℃でも日中直射日光に温められればアスファルトから陽炎は上がる。ただ地上すれすれから視なければ一般的には見えない。だから「気温が上がって大変なのだ!」というアリバイ映像を撮って来いと、先輩・上司に言われて映像半は地上すれすれから撮影した陽炎を報道する。これはある意味「ウソ」なのだ。普通に歩いていれば見えやしない情報を、まことしやかに流す。チコチャンはちゃーんと知っているのだ。
レンズの位置を視れば、地面すれすれから撮影している事はすぐ判る。

 似たような演出画像に、接近する台風が如何に凄くて恐ろしいかの恐怖を煽ろうとする映像。台風は進行右側がものすごい暴風雨になる。左側は殆ど無風だったり青空が見えたりする。海で働いたり、海のスポーツをやった者であれば誰もが知っている常識的な事なのだが、生の海を知らず茶の間から映像でしか台風を感じた事がない人々は真に受けてしまう。

 ヤシの木や柳の木は5~6mの風でもメチャクチャ揺らぐし、葉と葉がぶつかりバラバラと音を立てる。海の白波は6~7mでも立つ。
 現場に派遣された記者は初めてのそういう環境に驚き、さも大被害をもたらしそうな勢いでレポートする。わざわざ風雨の強い場所にレインコートを着て出てずぶぬれになりながら「大変です」と騒ぐ!

普段はレンズに水滴など付こうものなら慌てて拭くくせに、こういう時は逆に水をぶっ掛けて報道しているのを現場で観て知っている。

 筆者はこれが大嫌いだ。本当に危険な所にレポーターなど出すものか!たいがいは新宿の高層ビル街の強烈なビル風より弱い状況なのだ。テレビ局の映像報道程いい加減な情報はない。レポートする記者の大変そうな顔つきや絶叫レポートで人心を惑わしているだけだ。
レポーターの大袈裟な顔つきと絶叫が無ければ、レンズに水滴も付かずマイクもボコボコ風の音で聞こえない事は無いからいつもの海だろう?

台風や大雨で増水した場合でも、本当に地下鉄に水が入り込んだ場合などは本気で心配するが、たいして水も出ていないのに、陽炎と一緒で道路わきの側溝に流れ込む水を超アップで収録し、如何にも水が出ているようにウソ映像を流すのがTVメディアだ。だから報道を鵜呑みにしてはいけない。
さすがに地下鉄まで水が入り込む映像は迫力があった。

しかし、梅雨時期の大都市の側溝などは、何処もこういう感じだ。

 今年も此の先、天変地異で現場レポート報道が沢山あるだろう。でもマスコミ報道に騙されてはいけない。鵜呑みにしてはいけない。日頃から災害に対する準備、心構えが大切だ。TVで報じていたからと鵜呑みにして、間違った行動をとって何かあってもすべて自己責任になってしまう。 ※画像は全てGOOGLEフリー画像より

2019年6月1日土曜日

ヤマセミの幼鳥教育時の親鳥の飛翔シーンいろいろ。 These are several styles of flying scene of the Crested kingfisher at breeding season.

  いよいよ「令和元年」の最初の月、「皐月」が終わって、「水無月」に入った。
 今年はまだだが、もうすぐ球磨川流域でヤマセミの幼鳥教育が始まると2日前のこのブログでコメントしたが、幼鳥教育が始まるとヤマセミは
普段見せない飛翔スタイルを披露する。

 子育て中のヤマセミの親は気性が激しいのと、周りの環境、危機に対して非常に敏感になっているため、反応が早いのだと思われる。

 「アカショウビンの鳴き声が人吉市内の住宅街で聞こえ始めた」との情報が昨日朝のメールに在ったので、今年も梅雨に入ったのだと思ったら、その通り夕方になって気象庁が南九州エリアの梅雨入りを宣言した。季節・自然は嘘をつかない。
 





繁殖期の親によくみられる、採餌した獲物を直後に落としそうになって、慌てて空中で咥え直すシーン!


人吉市内の球磨川らしい、カワセミとヤマセミの共存シーン。熊本ー人吉間の人気特急列車「かわせみ やませみ」の名前の理由の一つになっている。