2019年6月4日火曜日

三鷹・武蔵野の住宅街で雨戸の戸袋からムクドリ巣立ち! The White-cheeked Starling nestled in a residential area in Mitaka and Musashino !

 此処3週間の間、毎朝5時からと夕方5時に愛犬の散歩で30分程筆者宅周辺を巡回し、民家の雨戸戸袋に営巣しているムクドリを観察し続けて来た。朝はほとんど毎日だが、夕方は2日に一度。それ以外も都心へ出る際は行きも帰りもその営巣場所の前を通るように心がけて来た。

 外出時はいつもコンパクトデジタルカメラを持ち歩くので、何かあればそれで営巣記録を撮影してきた。

 それが、今朝5時に隣の大学キャンパス内から聴こえるカッコウの声を後ろに、いつもの通り巡回したら親鳥が糞を咥えて捨てに出た直後、ヒナが戸袋から顔を出したのを見つけた!

 ヒナが巣穴から顔を出したら巣立ちは近い。これはヤマセミもシジュウカラも一緒だった。この経験が役に立つ日が来た。
 即、自宅に戻り犬の世話もそこそこに、いつものコンデジをCanon EOS 5DMarkⅢに持ち替えて、バッテリー残量を確認し、再度営巣場所に取って返した。

 詳細は都心から戻って全画像チェックの後精査するとして、取りあえずは三羽巣立った瞬間の画像をお届けしたい。
 必ず、親鳥が見守り巣立った幼鳥と一緒に少し離れた場所まで飛んでくのだが、シジュウカラなどとは違いヒナのか弱さは全然感じられない力強い巣立ちだった。
巣立ちに気が付いたのは、まず親鳥が巣の糞や廃物を咥えて飛んで出た直後の様子からだった。

出て行った親を追いかけるようにヒナが顔を出して鳴いたのだ。

そのままヒナが顔を出して親を追う姿を上から見守る親鳥。

2分程躊躇して、午前6時5分に最初のヒナが巣立った。親がすぐエスコートして飛んで行った。

巣立ったヒナの拡大画像。

必ず親が前を飛び誘導する。何処へ行くか判らないシジュウカラの場合とは随分違う。

5分すると、出たばかりの最初のヒナが巣へ戻り二番目のヒナを呼んだ。

二番目のヒナは6時12分に巣立って行った。詳細は次回以降で!