酷暑に心身ともに涼む方法は昔からの日本文化においても色々な方法が取られてきたと団塊世代は学んだ。今の小中学校、義務教育で果たしてそういう事を教えているだろうか?
日本人には西洋人には無いある種の感覚を持っているという。いや、むしろ西洋人には東洋人独特のある種の感受性がないのかもしれない。
それは虫の声や風の音を聴き分けられる能力だという。西洋人には蝉の声、虫の声、梢の風の音、遠い潮騒。これらを感じられないのだという。したがって松尾芭蕉の「閑さや 岩にしみいる蝉の声」高浜虚子の「虫の音に浮き沈みする庵かな」を西洋人に解説する際大変苦労するという。
この暑さをしのぐ行事・祭りとして日本には海外、特に西洋にはない文化風俗が存在する。同じアジアでも暑さをしのぐのが目的の祭りはあまり聞いたことがない。タイやミャンマーの水かけ祭り程度だろうか?日本で神輿担ぎに水を掛けるのと似たようなものだろう。
これら物理的に直接水で冷やす祭りと違い、精神的に心身を涼めるものとして、朝顔市、風鈴市、ほおずき市、納涼盆踊り、花火大会(今日は隅田川の花火大会だ!)が存在する。こういった部分、日本文化の素晴らしさを義務教育で教えないのはいかにも残念だ。
行ったこともないどこそこの遺跡が「世界文化遺産」になったと喜ぶ前に、こういった日常の日本文化の素晴らしさをもっと世界にアピールすべきだろうと思うが如何だろう?
最近はこうした「心と頭脳から感覚的に冷やす」日本の文化・風俗への西洋人の興味が高まっているという。セミや虫の声を聴き分けられない西洋人に果たしてどこまで理解できているか保証の限りではないが、薄くて風通しの良い木綿の浴衣を着るだけで充分日本文化に浸れるのであればそれも良いかも?
・・・・と暑い中また前置きが長くなった。
今日の涼しげな清流のヤマセミ画像は昨日までに引き続いて川辺川でのヤマセミ。









